インデックスに分散投資しても-30%まで落ちることもある

最近の円安で5年ぶりにリターンが0%になったので記念投稿です。
私は2005年に投資をはじめました。
投資をはじめてからリターンがどのように移り変わったかのグラフを以下に示します。
縦軸はリターン…その時点での含み益(含み損)÷投資金額です。

2005年12月からしかグラフがないのは、ちゃんとリターンを記録しはじめたのが、2005年12月だったからです。

私はいわゆるインデックス信者です。
インデックス信者になる前は先物取引をしていました。
まだネットトレードが一般的ではなかったころに金の先物取引で 1ヶ月くらいで20万ほど損しました。当時の自分の一ヶ月分の給料で精神的にきつかったです。
その後、ネットで先物取引ができるようになったとき(そして手数料が桁違いに安くなったとき)に、先物取引のすごい人の本を読んでシステムトレードができるプログラム(ルール)を組んで、白金、とうもろこし、中部ガソリンの先物をデイトレードで1年くらいやって50万くらい稼ぎました。

しかし、プログラム(ルール)では儲からなくなってやめました。
当時自分が設定したルールは、白金は寄りつきで買って18円下がったら損切り、そうでなければ引けで売る、でした。

とうもろこしと中部ガソリンは前場より高かったら買い、次の場で下がったら売り、上がったらそのまま、最後の場で売り、でした。

※なぜ、とうもろこしや中部ガソリンの取引をしてたか?というと、板合わせだったからです。板合わせというのは…、株式取引やFXで採用されているザラバと違ってストップ高やストップ安になっても商いが成立することが多いので、やばい時に逃げやすかったからです。今は、夜間取引があるので、やばくなったらすぐに逃げられますが、当時、買いのポジションで、週末にストップ安で逃げ切れなかったときの悲しさといったら、なんともいえませんでした。

いろいろなルールを過去5年くらいの相場の価格変動で試して、それなりに利益が出るはずでした。それなり…というのがポイントで、ルールをシビアに設定すると例えばある1年で最高益をたたき出すルールを次の年に適用するとすごいマイナスになるということがあるので、それなりに利益がでるルールにするのが長い目で見てベストに見えました。

そんなルールで、それなりに儲けましたが、シミュレーションでは、そのルールでは…確か-8万円はいかないはずだったのですが、損失が-8万円を超えたので、ルールを捨てて、先物取引をやめることにしました。

ここまでで、私は

  • デイトレードで儲けるのは難しい
  • スイングで儲けるにも分析する時間がない

と思いました。株取引もちゃんと銘柄をチェックしないといけないので面倒さはかわらないな…と思っていました。
何かいい方法はないかなと思っていたところに、インデックス投資という考え方を発見しました。
インデックス投資の本…例えばウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理だったり、敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>だったりを読んで、ああ、インデックスは楽そうだなと思いました。

インデックス投資は私なりの解釈は以下の通りです。

  • 自身が取れるリスクと取りたいリターンを適当に決めて効率的フロンティア曲線に近くなるように資産クラスの比率を決めて、各資産クラスに対応するインデックスを買う

そこで、当時はどなかが作成されたExcelだったかと思いますが、今は長期投資予想/アセットアロケーション分析 ~ 投資信託のガイド|ファンドの海がいいかなと思います、こんなツールで、適当にアセットアロケーションを決めて毎月たんたんと自分で決めた比率で各資産クラスを買い始めました。

はじめて最初の2年間はプラス方向に5%から20%までのブレで、いやあ定期預金よりは全然いいなあと思っていました。

ところがサブプライムローン問題ですごい勢いで株価が下がりました。また円高も進みました。
当時のポートフォリオを記録していなかったのでなんともですが、 50%くらいは海外資産(先進国株、新興国株、外国債券)だったと思います。最低で-31%までいきました。

前述の長期投資予想/アセットアロケーション分析 ~ 投資信託のガイド|ファンドの海において全力で新興国株式を買って(新興国株式を100%に)、4年後にどうなっているか?を入力してみると、10%の確率で例えば100万円が70万円(-30%)になると分かります。
私のポートフォリオは、 もちろんそんな攻撃的?なポートフォリオではなかったのですが、-31%を記録しました。

想像したくないですが、もし2007年のリーマンショック前に全力で投資していたら、1年で約-50%を記録することになります。ちなみにほぼ天井で買ったEFA(iShares MSCI EAFE Index Fund)は、現時点でも-40%ほどです。おそるべしリーマンショックからはじまった欧州危機です…

株式投資の大原則は「過去は未来を保証しない」かなあと思っています。
-31%を記録したときに「インデックス投資もその例外ではなかったかな…」と思いました。
でも、インデックス投資にかわる何かが私の中になかったので、その後も淡々と投資をし続け、最近の円高でやっと0%になりました。

私の7年間のインデックス投資は0%成長でした。

ちなみに5年前に100万円投資していたら・・・を読むと、ここ5年間は日本債券最強です。
5年前に新生銀行の定期預金(5年もの、当時は年率1.7%でした)に全力で預金していればよかったなあと思いますが、まあ当時の自分はインデックス投資の方が良いと判断していましたので後悔はしていないです。

これからインデックス投資をはじめるみなさんへ

  • インデックス投資は万能ではありません。インデックス投資で、リスクをちゃんと見積もったつもりでいても、想定しないほどの含み損が発生することがあります。
  • 想定しないほどの含み損が発生したときに精神的に耐えられる程度の金額におさまる程度の投資額にしておいた方が幸せです。多分、1年間で貯蓄出来る額程度だったら耐えられるんじゃないかなあと思います。例えば、1年で12万円貯金できるのだったら、1年で12万円くらい含み損が出る程度のポートフォリオだったら「まあ、1年は全然貯金しなかったと思えばいいかー」な気持ちで。
  • インデックス投資が最高の投資方法かはわかりません。私はインデックス投資以上のいい方法を知らないのでとりあえずインデックス投資を継続しようと思います。
  • 一度に全部投資するか、ドルコスト平均法がいいか、とても長い目で見たり、確率で言えば、前者の方がリターンが高いと本には書いてありますが、人間、そんなに長生きではないですし、リーマンショック等のすごい下振れに襲われると少なくとも数年では取り返しがつかない損失を受けますので、ドルコスト平均法をお勧めします。

 

ソードアート・オンライン プログレッシブ001

ソードアート・オンライン ブログレッシブ001を読みました。
私はすごい楽しめました。
以下の条件にあてはまる方は、多分、私のようにすごい楽しめるかなと思います。

  • ソードアート・オンラインの本編を読んでいない
  • ソードアート・オンラインのアニメを見た
  • アニメのキリト君とアスナのやりとりが楽しかった
  • アニメの1話目の導入に滅茶苦茶衝撃を受けた
  • フェアリィダンス編はアインクラッド編のように「死んだら終わり」という緊張感がなくていまいちだなあと思った
  • ライトノベルのボリュームはちょっと足りない

私がソードアート・オンラインで一番衝撃を受けたのは最初の導入の「ゲームだけど死んだら終わり」という部分でした。
ここ最近のアニメで「いやあ、来週はどうなっちゃうんだろう」と思って見ていたのは、ひさしぶりな気がいたします。
キリト君とアスナがいちゃいちゃする部分は、ちょっとだるいかなあとも思いましたが、いやあ、アスナかわいいなあ…が勝っていたと記憶しています。

ソードアート・オンライン ブログレッシブ001は、ボス攻略にメインがあてられていて、「死んだら終わり」な世界で、どうやってボスを攻略するんだろうとドキドキしながら読むことができます。

Amazonのレビューを見ると…レビューを書いていらっしゃる方々は、本編を読んでいる方々だと思いますが、本編を読んでいると本編との矛盾やら、こんなソードアート・オンラインは納得がいかない的な方々が多いです。

私のようにアニメしか見てなくて、アニメがすごい面白かった!という方でしたら、多分に楽しめるのではないかなあと思います。

エル・グレコ展

エル・グレコ展に行ってきました。

上野公園には美術館が3つあります。
東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館です。
特に「これが見たい!」という強い何かがないのであれば、上野公園に行って、美術館に行こうと思ったら、東京都美術館がお勧めです。
理由は、うまく書けないのですが、東京都美術館の展示が一番分かりやすい…絵画はその絵画の描かれた時代背景や描かれているものの意味(例えばワインはキリストの赤い血の象徴)を知らないといまいち楽しめないと思っているのですが、そういう背景をよく知らなくても、展示の順番がうまかったり、展示の説明がうまかったりするのが東京都美術館だと思っています。

もしお金に余裕があれば、音声ガイドを借りるのがいいかなと思います。500円です。
国立西洋美術館の音声ガイドは絵画の横にある解説を読み上げる程度のもの…なのでいらないと思いますが、東京都美術館の音声ガイドは案外いろいろしゃべってくれます。

エル・グレコ展ですが、スペインに行ったことがある方にはとてもお勧めです。
スペインに行ったら…多分、プラド美術館と古都トレドに行っているかなあと思いますが、この2つに縁のあるエル・グレコなので楽しめるかと思います。

宗教画っていまいちよく分からない…という方にも案外お勧めかなと思いました。宗教画でも有名なテーマを扱った絵がたくさん展示しているのと、エル・グレコの絵は好みがあるかもしれないのですが公式HPを見て頂いて「まあいけるかな」と思ったら宗教画にしては「なんかキリストが光ってる」とか「地獄って怖い」とか「天使ケルビムが顔と羽だけできもい」とか楽しめるんではないかと思います。

多分、世界中に散っているエル・グレコの絵が、こんなにいっぱい見られることはない気がしますので、ぜひぜひ興味がある方はご覧くださいだと思います。

 

 

すみだ水族館はとても綺麗…

すみだ水族館に行ってきました。

一言で書くと、「とても綺麗な水族館」かなと思います。
上の写真の水槽は水草がテーマ(だと思う)のですが、水がなくて、まるで魚が草原の上に浮いているようでした。

すみだ水族館のウリの1つはクラゲです。
クラゲなんて見ても楽しくないと思ってたのですが、楽しい…
上の写真ように綺麗な水槽にクラゲがライトアップされてはいっています。
ライトアップされたクラゲがやけに綺麗です。

また、1日目のクラゲ、2日目のクラゲ…、○日目のクラゲのように、クラゲがどんな感でで成長して大きくなっていくのかが展示されていて、いやあ、これが楽しいです。

そして一番のウリがペンギンかなと。
ペンギンの様子を上からも、横からも、水槽の中を泳いでいる姿も見られるのは、すごいなあと思います。
上からペンギンを見ているとプールに浮いてるペンギンが羽をつくろっている?のが、なんと微笑ましい。
プールの周りには、カフェ的なところもあって、ゆっくり飲み物を飲んで座りながらペンギンを見ることができるので、ペンギン好きの方でなくても、ペンギン好きの方ならもちろん、とても楽しめるのではないかと思います。

すみだ水族館ができてから、もう半年くらいたっているのですが、水槽が本当に綺麗で、上野動物園のシロクマとアシカの展示は出来てからすぐに藻がはえて綺麗ではなくなったのですが(それはそれで自然なことだとは思います)、すごく綺麗です。

当たり前ですが全天候型ですので、雨が降ろうがOKですので、デートスポットとしてよいのかなと思います。
商業施設も一通りそろっていますし。

こちら、あなごです。確かニシキアナゴだったかと。
なんか宇宙空間にウネウネ動いている何かのようで、女性が、かわいー、きもいー、を連発していました。
うねうね動いていて、案外見ていて飽きないです。
自分は、このアナゴと、上から眺めるペンギンがお勧めです。

外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々

読み終わりました。
面白かったです。
私は

  • 金融日記をすごい昔からかかさず読んでる
  • 経済にとても興味があってときどき本を読んでる
  • リーマンショックってなんで起こったのかなんとなく知ってる

な感じです。
題名は、外資系金融の終わり 年収5000万円のトレーダーの悩ましき日々なので、外資系金融機関のトレーダーの話が書いてあるのかなと想像される気がします。
確かに外資系金融機関のトレーダーがどんな感じの仕事をしているのかも書いていますが、メインは金融機関がつぶれそうになったときになんで税金を使って救済しないといけないのかの問題とその解決案が書いてあることかなと思います。

  • 為替の仕組みを知ってる
  • ユーロがなんでできたかを知ってる
  • 金利がどうやって決まるか知ってる
  • サブプライムで何が起こったか知ってる

の知識があるといいかなと思います。
平易に書いてある気がしますし、大事なことは2回書いてるので、興味さえあれば(そして興味がある方は上記の知識はそれなりに持っている気がします)大丈夫かなと思います。
だだ、文章が万人受けする書き方ではない…と思うので(人によってはカチンとくる書き方かなと思います)ので、金融日記をちょっと読んでみて、あうかあわないかを判断されるのがよいかなと思います。

また、読む前に

を読んだことがなければ、読んでおくといいかもしれないと思いました。
上記シリーズは本当によくできていると思います。

スペイン サグラダ・ファミリア

スペインに行ってきました。
言語に自信がないのと効率的に観光地を回るために添乗員さんのいらっしゃるツアーでいっています。
スペインは経済がやばくて若年層(16~24歳)の失業率は50%超えとのことです。

そんなスペインですが、世界遺産がイタリアやギリシャと同様に世界遺産が多くあります。
まあ、昔の人はよく使ったもんだと思うものがいっぱいです。
作るのに100年とか長い年月をかけて作られたものや、アメリカ大陸から略奪した金銀を使って作ったものとか、いろいろです。

スペインというと多くのみなさんが思い浮かべるのはサッカー、あとなんだっけ?な感じかと思います。
多分、みなさんが、あー知ってる、というのはガウディ原作?のサグラダファミリアかなと思います。

テレビでは何度も見ているのですが、実物を見ると、

  • でかい
  • 確かに今でも作ってる
  • 生誕のファザードの彫刻がすごく細かい

という感想です。

ガウディが生きているときに作ったのは、地下の大聖堂と生誕のファザードという東側(太陽が昇る方向なのでイエスの生まれたときの様子からが彫刻としてあります。)だけです。世界遺産になっているのは、ガウディが作った部分だけです。
平泉を世界遺産に登録するときも、確かに全体を登録するのは難しかったので、範囲をせばめて登録したと記憶しています。

彫刻には必ずモデルとなった人や植物やらがいまして、人の場合は、どうやったのか知らないのですが、その人から石膏で型を取ったそうです、
また型をそのまま掘るのではなくて、上の方にある彫刻は下から眺めたときに下の彫刻と同じように見えるために、ちゃんと計算して大きく掘っているそうです。

近くで見てもすごいし、遠くから見てもすごいし、まあ…よく掘ったもんだと思います。
ちなみに、サグラダファミリア、あと100年くらい完成しないと思っていたのですが、ガウディの生誕100年にあわせて、あと2026年に完成させるそうです。

あれ?なんでそんなに早く完成するの?というところですが、入場料収入で工事が加速しているそうです。そうなんだ…

中は、外側が完成していないからかだいぶあっさりしている印象です。

まだステンドグラスが入っていない窓が多く明るい雰囲気です。
最終的にはステンドグラスが入って、森のような雰囲気になるそうです。
当時としては画期的な建築手法がとられているそうで、何が画期的かというと、建物が石で出来ているので、重い屋根を柱が支えないといけないのですが、柱だけでは支えきれないので、バットレスで支えるというのが当時の手法でした。
バットレスで支える…という問題を克服するために、ガウディは柱上の方で分岐させて…写真だとちゃんと分岐しているのが分かりづらいのですが、うまく分岐させて、天井の過重を柱でうけて地面に直接伝える手法を編み出したようです。

この柱のアーチをフニクラアーチと呼んでいるのですが、フニクラアーチでぐぐってもネット上にはしっくりくる説明がない気がいたします。
以下のURLの文書がいいかなと思います。

と、ここまで書いて、フニクラアーチは別名で、カテナリーアーチの方が正式のようでした…
以下のURLの文書がいいかなと思います。

当たり前ですが建築が大好きな方は、見るとすごい感動するんじゃないかなと思います。
これが今でも建設が続いていることもすごいですし、日本の方がすごい長く関わっていらっしゃるのもすごいなあ、思います。
世界遺産級の何かを作るというのは、現代においては不可能だと思っているので、サグラダ・ファミリアは人間が作っている最後の世界遺産なんじゃないかなあと思います。

上野動物園(2012年7月21日)

上野動物園の西園…上野駅の方から上野動物園に入ると一番遠いところに、は虫類館があります。
は虫類は嫌いな方が多いと思うのと、上野駅から遠いのでそんなに人がいない気もするのですが、餌の時間に行くと、いつもは動きがのろい亀が、もりもりと餌を食べている様子が見られて、案外楽しいです。 亀がむしゃむしゃ餌を食べる

上野動物園には、人気があるハシビロコウがいます。
人気の理由は、かっここいいのと、動かないから、だと思いまして、ハシビロコウだけで写真集があるくらいな人気です。

動かないことで評判なハシビロコウですが、30分くらい見てると、案外動きます。
動物ガイドの方がおっしゃっていましたが、動物園にくると、みなさん、一つの動物を1,2分くらいしか見ないんですけど、好きな動物は、ずっと見てると、いろいろな動きをするので、一つの動物を長く見て欲しいなと思います、とのことですので、時間があれば…まあ…、せっかく動物園にきたので、いろんな動物を見たいと思うんですが、好きな動物はじっと見ているのもいいかなあと思います。

 

ハシビロコウ

この日はフラミンゴの子供がいました。
フラミンゴの子供って白いんだ…と。

画像がぶれてるので恐縮ですが、 フラミンゴは盛った土の上に卵を産んで、その上で子供を育てるそうです。
フラミンゴは水辺で生活する鳥なので、水が増えても大丈夫なように土を盛ってその上で卵を産んだり子供を育てるそうです。

この時期は、上野公園の池…はハスが満開です。
ハスで池が見えないくらいで、これが枯れるとそんなに綺麗じゃないどころか汚い感感じなのですが、この時期の上野公園のハスはすごいと思います。
ちなみにハスの葉ってすごい水をはじきます。
なんでそんなはじけるのか?というと、ハスの葉の表面には、すごく細かい毛がいっぱいあって、それが水をはじいています。
鳥の羽も、実はすごい細かい毛がありまして、それが水をはじいています。

なんて話を動物解説員の方から聞くことができます。
もし、上野動物園にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひ、動物解説員の方のお話を聞いて頂けるといいかなあと思います。

動物解説員のガイドツアー

C82雑感

C82に参加された方々におかれましては、お疲れ様でした。
自分、土日は出勤の予定でしたが、急遽休んでもOKがでましたので、日曜日だけ参加させて頂きました。
着いたのは12時半頃、出たのは3時ぐらいかなと思います。
ひさしぶりに、ゆりかもめに乗って、建物がたくさん増えててびびりました。
昔は、本当に、なーんにもなかったんですが…
さて、以下雑感です。
注意として、私が本気でコミケに参加していたのは、今からもう10年前なので、その頃の風景が前提になっていることが多いので、そこを念頭に置いて頂けますとうれしいです。
いつも、コミケ関連のまとめサイトは見ているので、雰囲気は分かるのですが、やっぱり、いかないと実感ないですよね。

  1.  のぼりが多い気がする
    急遽参加できることになったので、カタログを持っていません。
    カタログを持っていないと、どんなサークルが、どこにあるのか近寄らないとわからないのですが、のぼりを見て「ああ、ここは○○なんだなー」と分かっていいなあと思いました。
  2. 絵がうまい気がする
    のぼりを見ていて思うのですが、みなさん、本当に絵がうまいですね。
    絵がかけない私が書くのもなんなのですが、いや、その絵はちょっと…と思う表紙の同人誌ってもっといっぱいあった気がするのですが、もう、なんだか、どれもこれも、かわいいです。 プログラムの世界は、自分が子供の頃は、BASICの次がC言語って、ポインタでつまづいて終わる、な感じだった気がするのですが、最近の言語って簡単にすごいことができるんですよね。絵の世界もツールが整備されて、かわいい絵が、昔ほどハードルが高くないのかもと思いました。いや、私は、もう絵の感覚がないので、今さらチャレンジする気はないのですが。あー、でも、絵が描けたら、人生楽しかったろうなあと今でも思います。
  3. 暁美ほむらは、三次元の方がかわいいと思う
    私、眼鏡っこが大好きで、眼鏡かけてるだけで、まあ、合格なわけです。蒼樹うめさんの描かれるほむほむはもちろんかわいいわけですが、暁美ほむらのコスプレをしているかわいい子を見ると、いや、もう、写真に撮って家に飾りたい。いや、それやったら、相方にすごい嫌な顔をされるので、できないですけど、三次元の方がいいのはなんでかな…、等身かな…いやー、しかし、いいもん見させてもらいました。眼鏡っこ最高です。
  4. 評論は相変わらずカオスだった
    評論・情報のジャンルが昔から好きで、大手を回った後は評論・情報のサークルを一つ一つ眺めています。インターネットがなかった頃って、評論・情報のジャンルの情報って全然なくって、今だと、検索するとすごいマニアックな情報が惜しげも無く書いてあるサイトがいっぱいあるんですが、当時は面白いネタといえば評論・情報のサークルの本でした。インターネットが普及しちゃったら、廃れていくのかなあとか思っていたこともあるんですが、そんなことはないですね。こういう機会でないと、おーそんなところに興味を持つ人がー、なんて、ないです。インターネットは自分が登録してるRSSの範囲から出ることがないんですけど、コミケに行くと、ぐあーっといろんなものが見えて、まあ、興味あるないは別にして、こんなニッチなところて深くいく人がいるんだなあと、感心します。
  5. 並ばなくても買える
    自分、七瀬葵さんの描くナコルルが大好きで、今でも七瀬葵さんが描いたナコルルが最高だと思っています。10年前以上前からPC壁紙は七瀬葵さんのナコルルだったりします。とことこ歩いていたら、七瀬葵さんのサークルがあって、ひょっと買いました。昔は、買うのに2時間以上かかった気がするけど、いや、こんなにさらっと買えるなんて、すごい感慨深いです。確かに近くに配置されてたあいすとちょこも、グッズはもちろんないですが、本だけだったら、さっと買えるようで、やっぱり感慨深いです。大人になって思いますが、ヤフオクでグッズ一式5000円で買えるとすると、コミケという限られた時間を有効に活用するために、金で解決するのもありなんじゃないかなあという気もします。 ソーシャルゲームも、時間を金で買えるシステムが組み込まれていますが、金で買える時間があるなら買ってもいいんじゃないかなあと思います。10年前の自分だったらそんなことは思わないのでしょう…というか思っていなかったのですが、今はそう思います。

買った本の抜粋は以下な感じです。

  1. それが声優Ver2.00
    通りがかってなんとなく面白いそうだったので買いました。
  2. 一般人な俺とアイドルな彼女のライトノベルが統計的にこんなにエロいだなんて!?
    通りがかって実は何回か買ったことがあったので今回も買いました。
    でも、ごめんなさい! 買ったはいいけど、ちゃんと読んでません! ちゃんと読むのには重い(総集編は物理的にも重い)ので…
    確かこういうことを志してErogameScapeを作った気もするのですが、さて…
  3. 添乗員さんの本
    私、ある一件があってから「海外は金を使って、添乗員さんがいらっしゃるツアーで行く!」と決め、いつもツアーなのですが、面白かったです。コミケって、なんていうかな、素養が一緒な方々がそれぞれの分野で漫画を描く…添乗員さんの漫画でいうと、オタクな添乗員さんなので、ただの添乗員さんの物語じゃなくて、共感を持ちやすい、なぜかというとオタクだから感性が似てるから、なので、面白いのかなあと思います。
    ガイドさんそっちのけで、ネコに群がるツアー客、あるある!、思いました。
    奥付に「買った本人だけで楽しんでね」的なことが書いてあるので、これ以上書くと怒られる気がするのでなんともですが、いや、楽しい本だから宣伝したいなあと思うのですが、残念。
  4. 他数冊

その昔、晴海でやったいた頃のコミケに(ええと、2回目の晴海と書けばいいのかな、1回目の晴海じゃないです。)は、友達と行っていたのですが、その友達、1日目はとても吟味して買うんですが、2日目は(ええと…今のコミケは夏は3日間やっていますが、確か晴海の頃は2日間だったと記憶しています。うる覚えです。)全然吟味しなくて、なんでかなあと聞いたら、「吟味する時間が惜しい」とのことでした。時間をお金で買ってるんだなあ…というか、金で買える時間もあるんだなあと、思った記憶があります。

夏と冬は期間が短いので、すぐに冬がきますね。
当時、いつかはコミケで何かを出したいなあと思ってから、未だに何もできていませんが、いつかはコミケに何か出したいなあと思います。

アベちゃんとネドさんとのトルコ旅行記2

だいぶ間が空いてしまいましたが…

トルコでの現地のガイドは通称ネドさんでした。
最初のネドさんの説明は以下の通りでした。

  • 靴を脱いで入るところが多いです。
  • トルコでミネラルウォーターはガスが入っていないものです。
  • 何かあったらその日その場で言ってほしいです。
  • 気球は乗っとけ、ガイドの説明は忘れるけど、気球で見た景色は忘れない
  • 日曜日は混んでる、スリに気をつけて
  • ホテルのレストラン等で紅茶を飲む場合、注いでくれるのは普通の濃さの紅茶だけど、自分でポット?から注ぐ紅茶は濃いから、隣のポットのお湯でわって飲んで

何かあったらその日その場で言って…というのは、ああ、日本人向けなんだろうなあと思いました。

こちらはブルーモスクです。
モスクはイスラム教の寺院。
教会はキリスト教の寺院。
ステンドグラスが青基調なのでブルーモスクという名前がついています。本名はスルタンアフメト・モスクです。

全然関係ないですけど、トルコの人は紅茶がを1日10杯は飲むそうです。確かに道ばたでよく飲んでました。

さて、ブルーモスクは6本の尖塔(ミナレット)が特徴です。メッカにしか6本の尖塔を持つモスクはなくて、このモスクを作った時に、なんで6本作ったんだと怒られたそうです。
偉いモスクと同じ作りにしたら怒られそうです。
ちなみにネドさんは、この尖塔に登ったことがあるそうですが、鳩の糞ですごいそうです…
尖塔はその昔、スピーカーがなかった時代はお祈りの声がよく届くように、登って声をだしたそうですが、今は尖塔にスピーカーがついてまして、尖塔に登ることはないそうです。

そういえば、エジプトにいったときは、お祈りがけたたましかった(けたたましいという表現をしたいくらいけたたましかった)のですが、トルコはそうでもなかったような気がします。気がするだけかな…

モスクの2階は王様用のタイルの色が緑色で素晴らしいとか。

トルコの花はチューリップです。チューリップというとオランダなイメージですが、オランダのチューリップはトルコからもっていったものだそうです、とネドさんが言っていました。
モスクの床に敷いてあるのはトルコ絨毯…、ええと、その昔エジプトにいった時のツアーで一緒だった方が、トルコに行ったときに、トルコ絨毯がいかに素晴らしいかを語られたと言っていましたが、私もその数日後にトルコ絨毯のすばらしさを講釈され、ああ、そうかもしれないと思いました。

さて、トルコ絨毯、柄はチューリップ、 です。
面白いのは、よく写真を見ると、赤色が濃いところがあります。
イスラム教徒はモスクで跪いてお祈りします。この時、前の人との間隔がちゃんとあいてないとお祈りできないです。
赤色が濃いところにたつとちょうどいい感じに前の人とぶつからないようになるそうです。
ああ、よくできてるなあと。

写真とってないのですが、トルコいったら、そこらへんで売ってるごまのパン…シミットというそうですが、あれ、おいしいです、食べましょう。買ってみんなで食べましたがうまかったです。

アベちゃんとネドさんとのトルコ旅行記1

トルコに10日間ツアーでいってきました。
トルコのツアーは8日間と10日間のものが大半です。
いろいろな方の感想を見てみると、10日間でないと忙しそうでしたので、10日間の方を選択しました。
そのせいで会社に戻ったらメールがうんざりするほどたまっていたのですが…

ブルーモスク外観
ブルーモスク外観

上の画像はイスタンブールにあるブルーモスクです。
トルコはの方々はほとんどイスラム教ですのでモスクがたくさんたっています。
そういえばイスラム教がメインの国に来たのはエジプト以来でした。
イスラム教は1日5回お祈りします。
お祈りの時間にはモスクの尖塔につけられたスピーカーから、多分…お祈りの言葉が聞こえてきます。
私が聞くと歌に聞こえるのですが…多分、お祈りだと思います。

トルコというと、世界三大料理のトルコ料理と、石灰棚のパムッカレと奇岩のカッパドギアが思いつくところかなと思います。

上の画像はパムッカレの石灰棚です。
きれいですよね。
でも水…というか温泉水が流れているのはこの部分だけなのです。
(正確には、今日、温泉水が流れているのはこの部分だけなのです、になります。)

上の画像はカッパドギアで気球に乗ったときの写真です。
多くの方が書いていますし、ガイドさんもいっていましたし、ツアーに同行した方のお友達が熱弁していたそうですが、カッパドギアに行ったら気球に乗って上から見た方が楽しいと思います。
空から日本を見てみようという番組…楽しかったですが、空から見てみるとやっぱり楽しいもんだと思います。高いことは間違いないのですが…

撮ってきた写真をみたら、ボケている写真ばかりなのですが、ガイドさんの説明を十分メモしてきましたので、おりを見て書いていきたいと思います。

海外旅行に行く場合、地球の歩き方が鉄板だと思っていたのですが

行き先がトルコでスルーガイドさんがついている場合では

の方がいいと思います。
arucoの方がいいと思う理由は

  • いつもの地球の歩き方はいろんなところが載っているがゆえにツアーで回る有名どころの情報が少ないがarucoはツアーでいくところのみに特化しているので情報が多い

からです。
私はトルコに行ってからハマムというものを知ったのですが(遅い…)ハマムとはなんぞやとか、あとはエフェスの遺跡の情報…その…エフェスの遺跡への行き方とかじゃなくてエフェスの遺跡そのものについて…等はarucoの方が詳しかったりしました。

自分はデフォルトで地球の歩き方があればいいと思っていたのですが、考えを改めなければいけないと思いました。