ねこめ(~わく) 1を読みました

いつも通りな竹本泉のお話ですので、竹本泉が好きでしたら買っていいかなと思います。
値段名な割りに内容が薄くてちょっと高いのが難点と言えば難点だと思いますが…

竹本泉の漫画はどの話もシチュエーションが違いますがやっていることはだいたい一緒で安心して楽しめます。どの漫画でもいいので一冊買うか、漫画喫茶に…あるのかな…あれば漫画喫茶で読んでみたり、周りの方がもっていれば借りてみたりして、「ああ、ほのぼのしてていいな」と思ったら、他の話も楽しめるかと思います。

竹本泉の漫画では、確か…ねこめ~わくが好評だった気がしますので、はじめて読む竹本泉の漫画としてはいいのかなあと思います。猫好きだったらなおさらいいかなと。

竹本泉の漫画はだいたい一冊完結ものが多かった気がしますが、ねこめ~わくだけは続き物で、登場人物の背景を知らないと続編を読んでもいまいちな気がしますので、読むなら1巻目から読むことをお勧めします。

ボールルームへようこそを読んで

ボールルームへようこその1巻と2巻を読みました。
社交ダンスの少年漫画で、後輩と本屋さんをブラブラ見ているときに「ひろいんさんこれ面白いですよ、Y君も面白いって言ってたし、多分、そのうちアニメにもなりますよ」と言われたので、買って読んでみました。

私は幼い頃も、今もそんな気がするのですが、漫画やらアニメで自分がやったことがない職種だったりスポーツだったりの知識を獲得してきました。
ボールルームへようこそも、そんな社交ダンスの知識が無駄に身につくのではないか…と思ったのですが、1巻と2巻を読むと、それなりに専門用語が出てきて説明がでてくるのですが、私が期待していたほどでもなくて、もうちょい巻を進む必要があるのかなと思いました。
主人公が基本から入るキャラクターではなくて、社交ダンスをしている人の姿を見て覚えるなキャラクターになっているので、しょうがないかもしれません。

少年漫画のストーリーとしては王道で、弱虫な主人公が社交ダンスに目覚めて、実は社交ダンスの才能があって、メキメキ自信をつけていって、ヒロインがいて、ライバルが出現してとそんな感じで、安心して楽しめるかと思います。

「ひろいんさん、これはアニメになりますよ」と後輩が言っていましたが、アニメになったすごい大変なんじゃないかなあと思います。でも、アニメで動いているキャラクターを見てみたいなあという気はします。

I・モンタネッリ著 藤沢道朗訳 『ローマの歴史』を読んで

ヨーロッパ方面を旅行すると、いろんなところにローマ時代の遺跡があります。
そんな遺跡の多くを見てきましたが、高校生の時の世界史の授業は寝ていた記憶しかないし、昔の歴史に興味はなかったので、ローマ帝国については旅行して遺跡を見るときに説明を受けたことだけしか知りませんでした。

美術館の特別展もそうだと思いますが、絵画や遺跡はその時代背景を知っていた方が面白いです。
※絵画は時代背景を知らないと…だいぶ面白くない気がします。

ローマの歴史を手っ取り早く知る本はないかと思って、この本を買いました。

私の中で歴史の本とは、誰がこの時期に何をした、の羅列なイメージだったのですが、この本は結構ざっくりしていて、その時期の中心人物を中心に書かれているのですが、それ以外にローマの市民の生活の様子が書かれていて、そこが一番面白かったです。
遺跡を見るときは、ここでどんな生活をしていたのかなあ…と思いをはせるからです。

ローマの皇帝は意外によくころころかわって、よく殺されるし、戦争、略奪は日常茶飯事で、千、万、単位で人が死んでいる(数字が本当かどうか分からないのですが…) のは、そんなもんだったんだなあとか、現代は当時に比べれば全然平和なんだなあとか、子供産むのが…というか育てるのが面倒だから避妊が流行って遊びまくったとか、最後はローマ人が駄目駄目で最後はローマ帝国が征服した民族(でいいのかな…)に頼っていた結果、内部からローマ帝国は崩壊していって、中世の時代に突入していったとか(滅びるまでは非常に遅いのですが)、淡々と、いつ何が起こったかを記したものよりは退屈しないで読めました。

が、人名は知らなくてしょうがないとして、私のように世界史の知識がまったくない人間にとっては、地名が分からない、民族の名前も分からない、ので新しい地名、民族、出来事の名前がでてきたら、googleを頼って「ああ、ここのことか」とか「ああ、ここらへんを拠点とする民族なんだな」とか調べながら進む必要がありました。ちゃんと世界史を学んだには問題ない…のかもですが、私はつらかったです。
※そこらへんを手っ取り早く予習するにはどの書籍を読むとよいでしょうか…

サファリに持っていく双眼鏡について

概要

私は以下の機種を買って、ケニアのサファリに行きました。

持っていってよかった…、無茶苦茶よく見えました…です。
後述しますが、まずお金をかけるべきなのはカメラかなと思います。
私のように最近のカメラを持っておらず「光学3倍ズームしかできない」という場合は迷わずカメラを買いましょう。
今、持っているカメラで後悔しない、十分だ、と思う場合は、オプションとして双眼鏡を持っていくと、楽しいサファリが出来ると思います。

2013年8月時点で秋葉原のヨドバシカメラの双眼鏡売り場にいらっしゃった常駐の方ではなくて双眼鏡専門の方…なのでしょうか…「自分、今日までしかいないんですけどね」とおっしゃっていた方のお勧めがビクセン アペックスプロ HR8×32SPと、確かビクセン ニューアペックスHR8×24でした。

何も制約がないのであれば前者、ただ前者は重いし、かさばるので、サファリに持っていく時点候補として後者ということでした。

ビクセン アペックスプロ HR8×32SPと同じ車だった方の持っていらした双眼鏡の見え方としか比べられないのですが、3万円の双眼鏡すげぇ、すげぇ遠くにいるフラミンゴのさらに後ろにいるペリカンが見える!と、ケニアの人でも見えない距離のものが見られたり、望遠レンズを装備したカメラでは追うのがつらい(追えなかったと言っていました)チーターの狩りを追うことができました。

双眼鏡か、カメラか

高速に動く動物を、カメラで追えるのであれば、カメラのみで十分かもしれないです。
望遠レンズを装備したカメラを持ってきていた女性はチーターの狩りは追えていませんでした。
双眼鏡であれば追えます。双眼鏡を初めてまともに使った素人の私でも追えました。

多分、多くの人は動物を見たらすごい勢いで写真を撮ると思うんですね。実際、同じサファリカーに乗っていた方々はすごい勢いで写真を撮っていました。(私はカメラがしょぼいので撮りませんでしたが、実際、良いカメラを持っていたらすごい勢いで写真を撮っていたと思います。)

サファリはカメラが主で双眼鏡は従なので、まずはカメラにお金をかけてみるのが多くの人にとって費用対効果が高いですが、十分だと思っているカメラを持っていて3万円だせるなら持って行くと幸せになれます。
ホントに動物の細部から遠くの方にいる肉眼では見えない動物までよく見えます。
あとカメラ持ってると撮るのに夢中になっちゃいますが双眼鏡だとそんなことないです。カメラを介して動物を見ていると気がつかないですが、双眼鏡を通して覗いていると「ああ、こっちにも動物がいるなー」とか気がつけます。
カメラをずっと向けていないと決定的瞬間が取れないので、カメラを覗き続けるか、双眼鏡も使うかは悩ましいところですが…

双眼鏡のスペックについて

倍率

8倍で十分です。 滅茶苦茶遠くまで見渡せます。倍率が大きい方がもっと遠いものがよく大きく見えるのだと思いますが、その分視野が狭くなるので、8倍の方が見やすいかと思います。

対物レンズ有効径

大きいと視界が広くなりますが、その分重くなります。
私は重くても視界が広い方がいいな…サファリは車に乗って移動するので自分でもって移動するわけではないし…と思って、店員さんに勧められた2つの双眼鏡のうち大きい方にしました。
眼鏡をかけている方が(私も眼鏡をかけています)双眼鏡を使う場合、慣れていないと目の位置と双眼鏡ののぞき込む穴をあわせるのが難しいので時間がかかります。
有効径が大きいものの方がのぞき込む方の径も大きいので、眼鏡をかけている方は大きい方がいいかなと思います。まあ、慣れれば大丈夫だと思いますが。

透明度?

双眼鏡は…多分カメラのレンズもそうなんじゃないか…という気がしているのですが、スペック表では分からない「透明度」と呼ぶのがいいようなスペックが重要です。
倍率と対物レンズ径を固定して価格.comを検索したりお店でサンプルをいろいろいじってみても「はて、この価格差はどうしてでてくるのだろう?」と全然分かりません。
高い双眼鏡は何が違うか?というと 「視力が良い人が見た風景をそのまま投影する」ことができるみたいです。
目が悪い方に向けて説明すると、倍率は同じ8倍だとして、安い双眼鏡は8倍で拡大すると視力が0.1程度しか見えないようにぼやっとしてしまいますが、高い双眼鏡は視力が2.0の人のように見える、というところです。
透明度はお店で試しに双眼鏡を覗いてみてもよくわからなくて、実際に屋外だったり、暗い所で見てみないと、その差は分からないです。

目安としては、1万円までの双眼鏡はどれも同じようなものなので、どれでもいいんじゃないですかレベル、2万円までのものもメーカーごとに差異がないので、どれでもいいレベル、3万円出せると一生ものですよ、というレベル、これを超えると趣味の世界で買う人のレベルだそうです。

ビクセン アペックスプロ HR8×32SPを使った感想

いやあ双眼鏡ってよく見えるなあと思って使っていたらいたら、この双眼鏡だとケニアの人よりよく見えてました(ケニアの方々は滅茶苦茶目がいいです)。また視界がすごく澄んでいます。いつも見ている風景よりも澄んでいるんじゃないかと思うくらいです。

三万円も出して双眼鏡を買うべきなのか?はお店の中では分からなくて、野外にでて、同じ倍率の安い双眼鏡と見比べるとはっきり分かるのですが、お店の中では分からないので、本当に双眼鏡に三万も出す必要があるのか?一万円でよいのてはないか?とお店で一時間くらい迷った挙句に買わないで、後日、買ったのですが正解でした。すげえよく見えます。望遠カメラの人よりも、ぐあーっと双眼鏡を動かしていろんな動物が見えます。

イメージ

高い双眼鏡

安い双眼鏡