ラファエロ展

3月19日(火)にラファエロ展に行ってきました。

混雑について

3月19日(火)平日の午後2時頃に入場いたしました。
一番のハイライトは大公の聖母かと思います。
人はたくさんいますが、ちょっと待てば問題ない真ん前で見られるくらいの混雑でした。
これから桜の時期になって上野公園に人が増えるので土休日は大変混雑するのだろう…と思います。

展示について

日本ではじめてのラファエロ展とのことです。
通りで見たことがない絵ばかりだと思いました…

展示方法については、なんとなく東京都美術館と国立西洋美術館では東京都美術館の方がよい気がしているのですが、今回は私のように美術展にはだいたい行くけど美術の本は読まないし、時代背景もよく知らないな人でも「あー、こうやってラファエロは絵を学んで頭角を現して国家プロジェクト(ヴァチカン宮殿の壁画)にたずさわったんだなあ」というのがわかります。

なんというか、ちょっと物足りない感がありました。
後生にすごく影響を与えたというのも、版画等を通していろんな人にラファエロの絵が親しまれたこともわかるのですが、んー、なにかとんがったものがないからかな…

音声ガイドについて

国立西洋美術館の音声ガイドは書いてあることをしゃべるだけのイメージがありましたが(実際そうだったと記憶しています)、今回のはそうでもなかったので、借りる価値はあるかなあと思います。書いてある文字を読むのも大変だと思いますし。

クラウドワークスを使ってみて

クラウドワークスを使いました。

サイトのfaviconを作成したいなあと思ったのですが、

  • 自分じゃいまいちなものしか作れない
  • 頼むにしても頼める人がいない

というところで、知り合いの方に「誰かを紹介してください」と頼もうかと思っていたのですが、クラウドワークスというサイトがあるのを知って使ってみることにしました。

faviconの作成やロゴの作成を頼むには発注者側にとってはとても素晴らしいサイトだと思います。
faviconの作成やロゴの作成はコンペという方式になります。

コンペとは、 例えば3万円で作ってください、という発注に対して、いろんな方々が提案してきて、採用された方に報酬が支払われるというシステムです。(採用するものを選んだときに「追加で採用する」というボタンがあったので、2つ採用したら、報酬が山分けになるのかもしれないです。)。

使ってみた感想は以下の通りです。

  • フォーマットにしたがって仕様(こんな感じで作って欲しい)を提示すると、いろいろな方から案があがってくるのがすごい
  • 採用されるために、発注者側が「こんな風にして頂けますか」と頼むと、すぐに修正して頂けた
  • 3万円の報酬で10人の方からのべ30程度の提案を頂けた

このサイトがなかったら3万円という制約の中で10人の方からご提案を頂くような何かをするのは…私には無理です。

コンペ方式は採用された方だけが報酬をもらえるので、とてもよい提案頂いたにも関わらず何もない方々がいらっしゃるのですが、そこはもうコンペ方式のしょうがないところだと思うのでしょうがないです。

しょうがないのですが…、発注者として全然足りていなかったことがありましたので、次に何かを作って頂くときは以下のことに気をつけようと思います。

※ここまで書いて仕事を探す – コンペ (デザイン)【クラウドワークス】を見たのですが、3万円より金額の少ない案件にとてもたくさんの提案が来ているのを見て、よほど私の提示した仕様がいけてなかったのだと痛感しました…

発注する際に気をつけること

※以下、記載の事項は、ご提案者様に「自分の提示した仕様の何が悪かったか」をお聞きして、回答を頂いたものです。

案件の内容を明瞭なものとする

私が書いた仕様は不十分で、提案者の方が他の方とのやり取りまで確認して初めて分かることが多々ありました。

  • サイズ
  • 入れるべき文字
  • モチーフ
  • 目指すべきサンプル
  • 好ましく無いモチーフ
  • 色などの制約

は必ず記載すること。

サンプルの提示を提示する

参考にして欲しいサイトのリンク等を提示したり、googleやfirefoxのアイコンのようなものが好みです、な感じで提示する。
「 ~の様にしてください」だと、そのイメージにしばられてしまうので、「~が好みです。くらいがいいですが良いとのこと。

なんとなくでサンプルを用意するのは、そのサンプルに引っ張られてしまうので、なんとなくな場合はやめた方がいいとのこと。

星をちゃんとつけて好みの方向性をアピールする

クラウドワークスには提案されたものにたいして、星を1つから3つまでつけることができます。
そして、この星は他の提案者からも見えます。

星をつけることによって、提案者さんは「発注者の好みがわかる」「星3つの案があれば、もう決まりかな?と思って、他の依頼を探す」等の判断ができるそうです。

目立たせる

クラウドワークスには「注目オプション」というのがあり、最初にオプションをお金をかけて設定すると依頼が目立ちます。
依頼が目立つ場所にくると、提案者も増えます。
予算にもよりますが、予算の一部を注目オプションにまわすといいかもしれませんとのこと。

使ってみて分かったこと

実際に使ってみて「え?そうなってるの?」ということがありましたので、自分用にメモします。

仕様は追記しかできない

応募・提案後に条件が変更されることを避けるためにこのような仕様となっております。そうです。

募集期間と選定期間の間に「なんかいろいろやる期間」がある

発注する場合は、最初に募集期間を決めます。
例えば募集期間を2週間としたとしましょう。

すると、募集開始から選定まで以下のようなスケジュールになります。

募集(2週間) → なんかいろいろやる期間(2週間) → 選定(2週間)

この「なんかいろいろやる期間」というのが全然見えなくて、募集(2週間)の間にせっせと提案者様とやりとりをしないといけないと思っていました。

実際はそんなことはなくて、最初の提案をする期間が「募集」で、募集期間の間に提案を頂いた方々と、なんかいろいろやる期間で修正等をして頂いて、選定の期間に…という流れでした。募集の期間に提案したものはすべての提案者さんに見えるので、提案を真似されたくないと思っている提案者さんは、募集期間ギリギリに提案すると聞きました。

どこかに書いてあったのかなあ…

 

電子書籍サイトでラノベを買うときに、不便な10個の原因を読んで

電子書籍サイトでラノベを買うときに、不便な10個の原因を読んで、多分こういう仕組み(アプリ)を作れば解決するんだろうなあと思ったので、自分が作るか、誰かが作ってくれるかしてくれることを祈ってメモします。

1.刊行順が分からない

ライトノベル専用のデータベースを作る。
 (1) 題名にゆらぎがないこと
 (2) 著者名にゆらぎがないこと
 (3) シリーズという概念で本をグルーピングできること
元になるデータはいろいろなところから引っ張ってこれるけど、要人力で修正。
超大変。

2.最新刊かどうか分からない
4.レーベルが分からない

ライトノベル専用のデータベースを作る。
 (4) 紙の書籍と電子書籍の情報を持つこと
  → ラノベマップにBookWalker、Kindleと紙の書籍をくくりつけるデータはある。というかNOGさんがメンテしている。

3.販売サイトが複数あって、五十歩百歩

書籍サイトがたくさんあるのはしようがないので、たくさんあってもたくさんあることを、あんまり意識しないような仕組みがないかというコンセプトで…

書籍管理用の仕組み(アプリ)を作る。
 (1) ローカルにデータとしてある電子書籍データをサーチしてDBに自動で登録する
  → 手間なく自分が買った本が管理できてうれしい
 (2) 読もうと思ったラノベをどの販売サイトで買ったか(どのリーダーで読めばいいか)を返す
  → どのリーダーで買ったか知らなくてもよくてうれしい
ついでに最新刊がでたら通知してくれるとかあるとうれしいかも。

5.漫画なのかラノベなのかすら分からない

ライトノベルに特化した何かを作れば余計なものはひっかからなくてHappy!。
どこまでがライトノベルなのか人によって違う気もしますが…

6.おすすめ度合いが分からない

これは…みなさん、どうされているのでしょうか。
私はリアル本屋さんの平積み具合なのですが、リアル本屋さんに行かないとすると、どういうのが情報源になるのか、ご意見をうかがいたいです。

7.探すのが大変

本屋の一覧性に勝る表現をパソコン、タブレットでやろうとすると厳しいなあと思います。いい景色を写真に納めるとなんか違うなーっていうあれだと思います。
あの本屋の雰囲気がだせないかなあと思います。
GoogleMapみたいにすすっと画像が動けば、案外ストレス無く一覧性のある画面が作れるかもしれないなーと思っています。

8.同じ作品がずらっと並ぶ

ライトノベル専用のデータベースを作るの
 (3) シリーズという概念で本をグルーピングできること
と、「7.探すのが大変」で書いた項目がクリアできれば解決できるかな…
○○シリーズでくくって1冊として表示できれば、1つの画面に多くの種類の情報がおさめられるかなあ。

9.支払い方法が面倒

こちらは電子書籍サイトさんに頑張って頂く項目ですのでコメントなしです。

以上、ErogameScapeが生まれたのは、当時どなたかが「CinemaScapeみたいなエロゲー版があればいいな」と呟いたのがきっかけだったので、私もなんとなくつぶやいてみました。

ガルパン戦車読本

まだ全部読んでいないのですが、面白いです。
以下のような方にはお勧めかと思います。

「IV号戦車ってなんだかIII号戦車より弱いなー」と思っていた疑問が20年越しに氷解しました。
ありがとうございます。

III号突撃砲はゲームではすごい使えなかったから生産しなかった気がして、でも理由がわからなくて調べたら「移動後の攻撃が出来ない」そうで…でも当時の私はなんでそういうルールになっているのか知りませんでした。

突撃砲の意味を知ったのは、確か鋼鉄の騎士をやったときだったと記憶しています。確かに回転砲塔がないから森だったかな…に隠れて相手が来るのを待っていたような気がします。

そんな突撃砲の解説として「III突ちゃんの名前を信じて突撃戦に使っちゃ駄目だぞ」と書いてありました。子供の頃の私に聞かせたい…

そんなわけで、楽しませてもらっています。

バレンタインのチョコ菓子はガトーショコラがいいと思う

バレンタインでチョコレートのお菓子を作成する場合、一番標準なのは、市販のチョコレートを買ってきて、好きな型につめて、固めること、かなあと思っています。

とても簡単そうですが、まじめにやるとすごく大変です。
チョコレートは食べたときにおいしく口の中でとろける結晶の形になっています。
そんな結晶の形にすることをテンパリングと呼んでいます。
チョコレートを加工するために熱を加えて溶かすと結晶の形がかわってしまって、そのまま固めると、おいしくない結晶の形のまま固まってしまいます。

プレゼントされた人には…しかも手作りのチョコをプレゼントされた人には、多分わからないくらいのおいしさ減だと思いますが…

テンパリングは素人には(ちなみに私は素人です)難しいし、面倒ですので、バレンタインにプレゼントできて、味は問題なくて、なんだかすごい!系のお菓子としては、ガトーショコラがいいのではないかと思っています。

※私はバレンタインになるとガトーショコラを作りまくります。ちなみに私は男です。

ガトーショコラのいい点は以下の通りです。

  • チョコを溶かして固めるだけのお菓子より見た目がすごい
  • 決まった配合比率がないので他のケーキのように「膨らまない」とかそういう失敗がない

悪い点は以下の通りです。

  • 溶かして固めるだけのお菓子よりすこぶるめんどくさい
  • オーブンが必要(オーブンレンジで良いです)
  • 2回は試し焼きが必要
  • 秤が必要
  • 型が必要

ガトーショコラは決まった配合比率がないので、ガトーショコラと名のつくレシピだったら、どれでも大丈夫だと思います(でも、クックパッド等に掲載されているプロじゃない方のレシピはやめた方がいいと思います。)。

悪い点の「めんどくさい」と「オーブンが必要」と「試し焼きが必要」について解説します。
めんどくさいというのは、ガトーショコラは

  1. バターとグラニュー糖を混ぜる
  2. 1.溶かしたチョコレートを混ぜる
  3. 2.に卵を混ぜる
  4. 3.に小麦粉を混ぜる
  5. 焼く

という手順を踏む必要があります。意外に面倒ですが、素人がテンパリングをやろうとすると、うまくできなくてあっという間に時間がたつので、めんどくささはテンパリングの方が上であると思います。

オーブンが必要というのは、しょうがないです、高い温度(160℃から170℃)を一定に保つ何かが必要です。ときどき「トースターでできますか」と聞かれますが、無理です。トースターは温度を一定に保てません。

試し焼きは必要です。ガトーショコラは焼くのに40分程度かかるので面倒ですが必要です。
以下に参考画像を示します。

左上は私のオーブンで
180度 20分
アルミホイルをかぶせて170度 35分
焼いたものです。

右下は私のオーブンで
180度 15分
アルミホイルをかぶせて180度 5分
アルミホイルをかぶせたまま170度 35分
焼いたものです。

たった5分程度の違いで、焼け具合が全然違うことが分かると思います。

ちなみに本には180度で20分、170度で25分と書いてあります。この時間で取り出すと中心部分が生焼けです。

オーブンはものによって火の入り方が違うのと、家庭用のオーブンは上火が強い(今のオーブンはそうでもないかも…)ので、試しに焼いてみる必要があります。

焼けたかどうかの確認は、竹串でもなんでもいいので、刺してみて液体がくっついてこなければ完成です。焼けてないと、取り出したときに底の方からチョコとバターがまじった液体がどろりとでてきます。

※ちなみに、そんな状態だったら、そっとオーブンに戻せるのであれば戻して追加で10分程度焼くと、ちゃんと食べられるものになります。

※ガトーショコラは小麦粉以外は生で食えるので、まあ、液体がどろりとしている状態でも食えると思います。おいしくないですけど。

だいぶ時期を逸していますが、ガトーショコラは専用のかわいい箱が売っていたりと、本気なチョコ菓子を作るのであれば、選択としてはとても良いと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。