シンドラーのリスト

シンドラーのリスト

シンドラーのリストを見ました。

wikipedia:シンドラーのリスト
amazon:シンドラーのリスト

名作です…
この映画を見ようと思っていて、まだ見ていないという方は、時間を作って見るべきかと思います。
ただ…私が映画を見慣れていないからな気がしますが長いです。
本編が約3時間、映像特典(生存者たちの声等)が約1時間半です。
内容が内容だけにどっと疲れます。

子供の頃、SLGが大好きで、ファミコンウォーズやら大戦略やらFEやらいろいろやりました。
そのSLGの中に、メガドライブのアドバンスド大戦略というゲームがありました。
メガドライバーからとても好評でして、メガドライバーだったら多分ほとんどの方が知っているのではないかと思うBEEPメガドライブでも高得点だったと記憶しています。

アドバンスド大戦略は本当によくできていて、SLGはクリアできることを前提に作られていますが、アドバンスド大戦略はクリアできることを前提に作られていなくて、史実を忠実に再現しています。
天候をONにしてロシアまで進むと、豪雪にはばまれて進軍できなかったり、イギリスのレーダーにはばまれて海を渡れなかったり、もう本当に史実を再現してたりするのです。
(ちなみに天候をOFFにしてもつらいです…)

アドバンスド大戦略のおかげで第二次世界大戦のことを学習していったのか、他にきっかけがあって第二次世界大戦に興味をもって学習してアドバンスド大戦略を買ってはまったのか、記憶が微妙なのですが、アドバンスド大戦略のおかげで第二次世界大戦とその背景について学習していったのは確かだと思っています。

※アドバンスド大戦略のOPは衝撃的で「この悲劇が繰り返されないことを願って」ではじまります。
そしてヒトラーの演説風景…、子供ながらにかなり衝撃を受けた記憶があります。

※私の周辺のみんなは無駄だか無駄じゃない知識を漫画とゲームから吸収していったように思います。
多分、漫画もゲームもなかったら…今頃「ホロコーストって何?」な状態だったと思います。

※ゲームつながりで鋼鉄の騎士3もよくできたゲームでした。T-34戦車堅い…
アドバンスト大戦に衝撃を受け、第二次世界大戦とその背景に詳しくなりつつ、次に衝撃を受けたのはNHKの映像の世紀でした。

wikipedia:映像の世紀

何回か再放送をして、再放送をするたびに見ていた記憶があります。
今再放送をやったら間違いなく見ると思います。
もし、見たことがない方がいらっしゃいましたら…NHKオンデマンドで見られますので、ぜひ見て欲しいです。

中学生で歴史を学んだ際は、多分時間切れで現代史までたどりついていないか、たどりついてもそんなに詳しくやっていないかなあと思っています。
高校生では、大学受験に日本史を選択すると…世界史としての現代史は知らないかもしれない…世界史を選択しても現代史…特に第二次世界大戦以降に何があって、今の世界があるのかは案外知らないのかなあと思っています。

映像の世紀は、現代史をとても面白く、学習することができます。
※音楽もいいんですよ…「パリは燃えているか」が流れると、映像の世紀の風景が…

※映像の世紀で検索したら高校の授業で見ている学校がありました。いいことです…

この映像の世紀の第5集「世界は地獄を見た」の中に、ナチスドイツによりホロコースト(大量殺戮)がでてきます。

wikipedia:ホロコースト

wikipediaより引用するとホロコーストとは第二次世界大戦中のドイツがユダヤ人などに対して組織的かつ意図的に行った大量殺戮のことです。

※多くの方はホロコーストのことは知らなくても、多分「アウシュビッツ」といえば知っている…と思ったら、案外知りませんでした。
「アンネの日記」というとだいたいの方は知っていました。
そんなもんかな…と…

この大量殺戮の様子が、映像の世紀にも出てきますが、シンドラーのリストはそれがメインで出てきます。
自分は、ホロコーストに関する書籍は何冊か読み、wikipedia:アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所にも行って、それなりに頭で知っていたつもりですが、画像で見せられると衝撃が強かったです。

まとめ

  • メガドライブのアドバンスト大戦略はすごかった
  • 映像の世紀は見るべき
  • ホロコーストを知るにはシンドラーのリストはとてもいい

上野動物園(2011年6月17日)つづき2

特設展「両生爬虫類鑑 まもる」──樹に隠れるなら樹に

上野動物園には、両生爬虫館というその名の通り両生類、爬虫類を展示している館があります。
ワニとかカメとかヘビとかカエルとかいろいろいます。
現在、その両生爬虫類館で特別展示をしていまして、それが表題の通り、特設展「両生爬虫類鑑 まもる」です。
両生爬虫類がどうやって天敵から身を守っているか、をテーマに各種両生爬虫類を展示しています。

この展示の説明の絵が鳥獣戯画風の絵になっていてそれだけでも楽しいのですが、カエルが盾をもっていたり、銃を撃っていたりとか、まあ、これがユーモアあふれる絵になっていまして、楽しいです。

鳥獣戯画の画像 → google:image:鳥獣戯画

その鳥獣戯画風の絵はどんなもんか…というと、なぜか上野動物園公式サイトにはなく、私は写真を撮ってこなかったので、写真を撮ってWebに載せている方のURLを以下に示します。

かえるイベント手帖:両生爬虫類鑑まもる(2011年) ( かえる尽くしより )

この鳥獣戯画風の絵を前面に押し出して宣伝した方がいいと思うのですが…

スポットガイド

両生爬虫館では、平日の1時30分から…、残念ながら平日だけのようですが、15分程度、両生爬虫類について説明をしてくれるコーナーがあります。
私が行った時はヘビの説明でした。

※最初から聞きたかったのですが、説明の場所が分からず途中からの参加でした。

Q ヘビと人間の顔の違いはなんでしょう
A ヘビには耳がありません。でも音は聞こえているみたいです。
ヘビには瞼がありません。実は目が薄くて透明な皮?で覆われているからで、脱皮するときはちゃんと目を覆っている部分の皮も剥けるそうです。

Q ヘビの舌は二股に分かれていますが、なんででしょう
A ヘビはにおいの成分を舌にくっつけて、鼻の部分に舌をあてることによってにおいを感じます。
鼻は、人間と同じで穴が2つあるので、舌が2つに割れていて、鼻にぴたっとくっつくようになっています。

後者はどこかで聞いたことがあるのですが、前者はそうなんだーと思いました。

まとめ

動物園に行くと、なんとなーく見たい動物を見ると思うのですが、時間があれば、ぜひ、たまたまやってる展示を見たり、たまたまやってるスポットガイドに足を運んでみると面白かったりしますので、ぜひ行きましょう。

上野動物園(2011年6月17日)つづき

餌やり

動物園や水族館では餌やりの時間があります。
餌やりの時間は飼育員さんがなにがしらの説明をしながら餌をやるので、たまたまその時間、餌やりの近辺にいるのであれば、行ってみる価値があると思っています。
この日は、たまたま近くでハクビシンに餌をやる時間でしたので、ハクビシンの餌やりを見ました。

ハクビシンの画像 → google:image:ハクビシン

ハクビシンは夜行性の動物で、ヒグマがいるゾーンにもいるのですが、そこにいるハクビシンは昼間は寝ています。
木の上で寝ているので気がつきにくいと思います。

餌やりを見たのは、ふれあいゾーンのハクビシンで、ここのハクビシンは動いていました…
夜行性じゃないのか…

ハクビシンは手に5本の指を持ち、かつネコと違って親指を使用可能であるため、物を器用に持つことが可能です。
餌やりの際は、確かさつまいもを与えていました。
ハクビシンは肉食で皮を消化できないので、器用に皮を剝きます。
おなかが減っていると、私たちが皮を剥かないでメロンにがぶっとかぶりつくように実の部分だけかじって食べます。

ハクビシンは夜行性なので、夜に周りが見えるように目が大きくなっています。
また視力も良いです。

しかしながら、同じふれあいコーナーにいる夜行性のマレーヤマアラシ(確かマレーヤマアラシだった…はず)は、目が小さいです。
そのかわり嗅覚と触覚が発達しているので、夜でも問題なく行動できます。

マレーヤマアラシの画像 → google:image:マレーヤマアラシ

なんていう話を聞きながら、餌やりを見ていると、ああ、目の大きさにも意味があるんだなあと思ったりするわけです。

まとめ

餌を食べている動物はとても愛らしいのですが、そのむしゃむしゃ食べている食べ方を見て、ああ器用に持ってるなー、なんで器用に持てるのかなーとか考えて見ると、また面白いかもしれません。
食べるって動物の基本動作…なので、説明を聞きながら見ると、ほほーと思うことが多いです。

でわでわ

上野動物園(2011年6月17日)

前置き

上野動物園はパンダが再びやってきてから大盛況で平日でもパンダのところには遠足や修学旅行…できた子達がいっぱいいたりします。
そんな上野動物園ですが、他にもいろいろ動物がいまして、かわいいーとか、すげーとか見るのもいいのですが、もし時間があればガイドツアーに参加して、ガイドさんのお話を聞いてみるのもいいかなあと思っています。
ガイドツアーの情報はhttp://www.tokyo-zoo.net/guided/index.htmlです。

6月17日のガイドツアー

6月17日のテーマは「森でくらす動物」でした。
森でくらす動物を何種類か見て、あーだ、こーだと説明を聞きます。

アジアゾウ

上野動物園にはアジアゾウが確か4頭いまして、メスが3頭、オスが確か1頭です。
アジアゾウのメスは群れで生活するので、3頭は一緒の区画にいます。
オスは別区画にいます。

上野動物園にいるアジアゾウの他にアフリカゾウという種類のゾウもいます。
アジアゾウは森に住んでいます。
アフリカゾウは草原に住んでいます。

さて、2つのゾウの見た目の違いはなんでしょう?

アジアゾウの画像 → google:image:アジアゾウ
アフリカゾウの画像 → google:image:アフリカゾウ

アジアゾウは森にに住んでいるので、木に引っかかりにくいようにずんぐりしています。
「ずんぐり」というのは…アジアゾウは背中の部分が山のようになっています、アフリカゾウはくぼんでいます、アジアゾウの方が体がまるっこくなっているということです。

アフリカゾウは平原の暑い場所に住んでいます。
アフリカゾウはアジアゾウに比べて耳が大きいです。
アフリカゾウの耳には血管がいっぱいあって、耳をパタパタさせて熱を逃します。
熱を逃すために耳が大きくなっています。

アジアゾウの主食は草です。
上野動物園にはパンダがやってきました。
パンダは新鮮な竹しか食べないので、竹の余りはゾウにきているそうです。
ゾウは竹をムシャムシャ食べるそうです。

ゾウの糞は草食なので臭くないです。
ゾウは歩くと木をなぎ倒すため「森の破壊者」と言われてきたそうですが、実はその糞の中には植物の種が入っていて、種を運んでいる…そうで、破壊者とか言えないと最近分かってきたそうです。

クマ

まず最初に見たのはマレーグマでした。

マレーグマの画像 → google:image:マレーグマ

マレーグマも森に住む動物で、東南アジアに住んでいます。
マレーグマの毛はとても短いです。
よく「あれ、クマなんですか」と聞かれるそうです。
それくらい短いということでしょうか。
毛が短いのは、住んでいる場所が暑いからです。
ちなみに、ニホンツキノワグマは寒いところに住んでいるので、太っていて毛が長いです。

マレーグマは木に登るのでツメがするどく、また手のひらには毛がありません。
食事は、クマですと肉食なイメージが私にはあったのですが草食です。

マレーグマは…ツキノワグマもそうなのですが、木に登って木の実を食べたりします。
クマは重いので枝のさきっぽの方まではいけません。
ではどうするか?というと、木の幹のところから枝をぽきっと折って木の実をとります。
枝は自分のおしりの下にひきます。
こうして出来るのがクマ棚というものです。

クマ棚の画像 → google:image:クマ棚

クマ棚をみかけたら、クマがいるということです。
ヒグマはマレーグマ、ツキノワグマと違い木に登らないのでツメがするどくないです。

ちなみに、このツアーは実際にいろんな動物のパーツ…といえばいいのでしょうかを見せてくれます。
今回は、クマのツメを見せてもらいました。
確かに、マレーグマのツメはするどく、ヒグマのツメはするどくありませんでした。
他、鹿のトンちゃんの角をもたせてもらったりとか、卵の中身を抜いた物を持たせてもらったりとか、象牙をもたせてもらったりとか、まあまあ楽しいです。

ライオン

ライオン…森に住んでない気がしますが、ライオン見ました。
多分、クマのツメつながりだと思います。
ライオンは群れを作らないネコ科の動物にしては群れを作る珍しい動物だそうです。

ライオンのツメはいつもはしまわれており、狩りの際にシャキーンとでてきます。
いつも出していると、とがったツメが丸まってしまうためです。

その隣の展示場にはトラがいます。
トラは単独で狩りの際する生き物です。
上野動物園にはトラが2頭いるそうですが、単独で生きる動物なので、時間を区切って展示しているそうです。

シロテナガザル

最後に見たのはシロテナガザルです。

シロテナガザルの画像 → google:image:シロテナガザル

名前の通り手が白くて長いサルです。
手が長いのもそうですが、指も相当長く、先ほどのクマと違ってサルは指を使って木に登ります。

まとめ

動物園はそれなりに好きで、1年に4回くらい行くのですが、行くたびに思うのは、動物の体はとても意味があって、とてもシンプルであるということです。
動物園にいったら、そうですね、なんでそんな形してるのかなーとか考えながら歩くといいかもしれません。

でわでわ