上野動物園(2012年7月21日)

上野動物園の西園…上野駅の方から上野動物園に入ると一番遠いところに、は虫類館があります。
は虫類は嫌いな方が多いと思うのと、上野駅から遠いのでそんなに人がいない気もするのですが、餌の時間に行くと、いつもは動きがのろい亀が、もりもりと餌を食べている様子が見られて、案外楽しいです。 亀がむしゃむしゃ餌を食べる

上野動物園には、人気があるハシビロコウがいます。
人気の理由は、かっここいいのと、動かないから、だと思いまして、ハシビロコウだけで写真集があるくらいな人気です。

動かないことで評判なハシビロコウですが、30分くらい見てると、案外動きます。
動物ガイドの方がおっしゃっていましたが、動物園にくると、みなさん、一つの動物を1,2分くらいしか見ないんですけど、好きな動物は、ずっと見てると、いろいろな動きをするので、一つの動物を長く見て欲しいなと思います、とのことですので、時間があれば…まあ…、せっかく動物園にきたので、いろんな動物を見たいと思うんですが、好きな動物はじっと見ているのもいいかなあと思います。

 

ハシビロコウ

この日はフラミンゴの子供がいました。
フラミンゴの子供って白いんだ…と。

画像がぶれてるので恐縮ですが、 フラミンゴは盛った土の上に卵を産んで、その上で子供を育てるそうです。
フラミンゴは水辺で生活する鳥なので、水が増えても大丈夫なように土を盛ってその上で卵を産んだり子供を育てるそうです。

この時期は、上野公園の池…はハスが満開です。
ハスで池が見えないくらいで、これが枯れるとそんなに綺麗じゃないどころか汚い感感じなのですが、この時期の上野公園のハスはすごいと思います。
ちなみにハスの葉ってすごい水をはじきます。
なんでそんなはじけるのか?というと、ハスの葉の表面には、すごく細かい毛がいっぱいあって、それが水をはじいています。
鳥の羽も、実はすごい細かい毛がありまして、それが水をはじいています。

なんて話を動物解説員の方から聞くことができます。
もし、上野動物園にいらっしゃる機会がありましたら、ぜひ、動物解説員の方のお話を聞いて頂けるといいかなあと思います。

動物解説員のガイドツアー

上野動物園(2011年6月17日)つづき2

特設展「両生爬虫類鑑 まもる」──樹に隠れるなら樹に

上野動物園には、両生爬虫館というその名の通り両生類、爬虫類を展示している館があります。
ワニとかカメとかヘビとかカエルとかいろいろいます。
現在、その両生爬虫類館で特別展示をしていまして、それが表題の通り、特設展「両生爬虫類鑑 まもる」です。
両生爬虫類がどうやって天敵から身を守っているか、をテーマに各種両生爬虫類を展示しています。

この展示の説明の絵が鳥獣戯画風の絵になっていてそれだけでも楽しいのですが、カエルが盾をもっていたり、銃を撃っていたりとか、まあ、これがユーモアあふれる絵になっていまして、楽しいです。

鳥獣戯画の画像 → google:image:鳥獣戯画

その鳥獣戯画風の絵はどんなもんか…というと、なぜか上野動物園公式サイトにはなく、私は写真を撮ってこなかったので、写真を撮ってWebに載せている方のURLを以下に示します。

かえるイベント手帖:両生爬虫類鑑まもる(2011年) ( かえる尽くしより )

この鳥獣戯画風の絵を前面に押し出して宣伝した方がいいと思うのですが…

スポットガイド

両生爬虫館では、平日の1時30分から…、残念ながら平日だけのようですが、15分程度、両生爬虫類について説明をしてくれるコーナーがあります。
私が行った時はヘビの説明でした。

※最初から聞きたかったのですが、説明の場所が分からず途中からの参加でした。

Q ヘビと人間の顔の違いはなんでしょう
A ヘビには耳がありません。でも音は聞こえているみたいです。
ヘビには瞼がありません。実は目が薄くて透明な皮?で覆われているからで、脱皮するときはちゃんと目を覆っている部分の皮も剥けるそうです。

Q ヘビの舌は二股に分かれていますが、なんででしょう
A ヘビはにおいの成分を舌にくっつけて、鼻の部分に舌をあてることによってにおいを感じます。
鼻は、人間と同じで穴が2つあるので、舌が2つに割れていて、鼻にぴたっとくっつくようになっています。

後者はどこかで聞いたことがあるのですが、前者はそうなんだーと思いました。

まとめ

動物園に行くと、なんとなーく見たい動物を見ると思うのですが、時間があれば、ぜひ、たまたまやってる展示を見たり、たまたまやってるスポットガイドに足を運んでみると面白かったりしますので、ぜひ行きましょう。

上野動物園(2011年6月17日)つづき

餌やり

動物園や水族館では餌やりの時間があります。
餌やりの時間は飼育員さんがなにがしらの説明をしながら餌をやるので、たまたまその時間、餌やりの近辺にいるのであれば、行ってみる価値があると思っています。
この日は、たまたま近くでハクビシンに餌をやる時間でしたので、ハクビシンの餌やりを見ました。

ハクビシンの画像 → google:image:ハクビシン

ハクビシンは夜行性の動物で、ヒグマがいるゾーンにもいるのですが、そこにいるハクビシンは昼間は寝ています。
木の上で寝ているので気がつきにくいと思います。

餌やりを見たのは、ふれあいゾーンのハクビシンで、ここのハクビシンは動いていました…
夜行性じゃないのか…

ハクビシンは手に5本の指を持ち、かつネコと違って親指を使用可能であるため、物を器用に持つことが可能です。
餌やりの際は、確かさつまいもを与えていました。
ハクビシンは肉食で皮を消化できないので、器用に皮を剝きます。
おなかが減っていると、私たちが皮を剥かないでメロンにがぶっとかぶりつくように実の部分だけかじって食べます。

ハクビシンは夜行性なので、夜に周りが見えるように目が大きくなっています。
また視力も良いです。

しかしながら、同じふれあいコーナーにいる夜行性のマレーヤマアラシ(確かマレーヤマアラシだった…はず)は、目が小さいです。
そのかわり嗅覚と触覚が発達しているので、夜でも問題なく行動できます。

マレーヤマアラシの画像 → google:image:マレーヤマアラシ

なんていう話を聞きながら、餌やりを見ていると、ああ、目の大きさにも意味があるんだなあと思ったりするわけです。

まとめ

餌を食べている動物はとても愛らしいのですが、そのむしゃむしゃ食べている食べ方を見て、ああ器用に持ってるなー、なんで器用に持てるのかなーとか考えて見ると、また面白いかもしれません。
食べるって動物の基本動作…なので、説明を聞きながら見ると、ほほーと思うことが多いです。

でわでわ

上野動物園(2011年6月17日)

前置き

上野動物園はパンダが再びやってきてから大盛況で平日でもパンダのところには遠足や修学旅行…できた子達がいっぱいいたりします。
そんな上野動物園ですが、他にもいろいろ動物がいまして、かわいいーとか、すげーとか見るのもいいのですが、もし時間があればガイドツアーに参加して、ガイドさんのお話を聞いてみるのもいいかなあと思っています。
ガイドツアーの情報はhttp://www.tokyo-zoo.net/guided/index.htmlです。

6月17日のガイドツアー

6月17日のテーマは「森でくらす動物」でした。
森でくらす動物を何種類か見て、あーだ、こーだと説明を聞きます。

アジアゾウ

上野動物園にはアジアゾウが確か4頭いまして、メスが3頭、オスが確か1頭です。
アジアゾウのメスは群れで生活するので、3頭は一緒の区画にいます。
オスは別区画にいます。

上野動物園にいるアジアゾウの他にアフリカゾウという種類のゾウもいます。
アジアゾウは森に住んでいます。
アフリカゾウは草原に住んでいます。

さて、2つのゾウの見た目の違いはなんでしょう?

アジアゾウの画像 → google:image:アジアゾウ
アフリカゾウの画像 → google:image:アフリカゾウ

アジアゾウは森にに住んでいるので、木に引っかかりにくいようにずんぐりしています。
「ずんぐり」というのは…アジアゾウは背中の部分が山のようになっています、アフリカゾウはくぼんでいます、アジアゾウの方が体がまるっこくなっているということです。

アフリカゾウは平原の暑い場所に住んでいます。
アフリカゾウはアジアゾウに比べて耳が大きいです。
アフリカゾウの耳には血管がいっぱいあって、耳をパタパタさせて熱を逃します。
熱を逃すために耳が大きくなっています。

アジアゾウの主食は草です。
上野動物園にはパンダがやってきました。
パンダは新鮮な竹しか食べないので、竹の余りはゾウにきているそうです。
ゾウは竹をムシャムシャ食べるそうです。

ゾウの糞は草食なので臭くないです。
ゾウは歩くと木をなぎ倒すため「森の破壊者」と言われてきたそうですが、実はその糞の中には植物の種が入っていて、種を運んでいる…そうで、破壊者とか言えないと最近分かってきたそうです。

クマ

まず最初に見たのはマレーグマでした。

マレーグマの画像 → google:image:マレーグマ

マレーグマも森に住む動物で、東南アジアに住んでいます。
マレーグマの毛はとても短いです。
よく「あれ、クマなんですか」と聞かれるそうです。
それくらい短いということでしょうか。
毛が短いのは、住んでいる場所が暑いからです。
ちなみに、ニホンツキノワグマは寒いところに住んでいるので、太っていて毛が長いです。

マレーグマは木に登るのでツメがするどく、また手のひらには毛がありません。
食事は、クマですと肉食なイメージが私にはあったのですが草食です。

マレーグマは…ツキノワグマもそうなのですが、木に登って木の実を食べたりします。
クマは重いので枝のさきっぽの方まではいけません。
ではどうするか?というと、木の幹のところから枝をぽきっと折って木の実をとります。
枝は自分のおしりの下にひきます。
こうして出来るのがクマ棚というものです。

クマ棚の画像 → google:image:クマ棚

クマ棚をみかけたら、クマがいるということです。
ヒグマはマレーグマ、ツキノワグマと違い木に登らないのでツメがするどくないです。

ちなみに、このツアーは実際にいろんな動物のパーツ…といえばいいのでしょうかを見せてくれます。
今回は、クマのツメを見せてもらいました。
確かに、マレーグマのツメはするどく、ヒグマのツメはするどくありませんでした。
他、鹿のトンちゃんの角をもたせてもらったりとか、卵の中身を抜いた物を持たせてもらったりとか、象牙をもたせてもらったりとか、まあまあ楽しいです。

ライオン

ライオン…森に住んでない気がしますが、ライオン見ました。
多分、クマのツメつながりだと思います。
ライオンは群れを作らないネコ科の動物にしては群れを作る珍しい動物だそうです。

ライオンのツメはいつもはしまわれており、狩りの際にシャキーンとでてきます。
いつも出していると、とがったツメが丸まってしまうためです。

その隣の展示場にはトラがいます。
トラは単独で狩りの際する生き物です。
上野動物園にはトラが2頭いるそうですが、単独で生きる動物なので、時間を区切って展示しているそうです。

シロテナガザル

最後に見たのはシロテナガザルです。

シロテナガザルの画像 → google:image:シロテナガザル

名前の通り手が白くて長いサルです。
手が長いのもそうですが、指も相当長く、先ほどのクマと違ってサルは指を使って木に登ります。

まとめ

動物園はそれなりに好きで、1年に4回くらい行くのですが、行くたびに思うのは、動物の体はとても意味があって、とてもシンプルであるということです。
動物園にいったら、そうですね、なんでそんな形してるのかなーとか考えながら歩くといいかもしれません。

でわでわ