ケニア(2013年9月8日~9月14日)

2013年9月にケニアにサファリをしにいきました。

私は道祖神というアフリカの旅行についてとても古くから扱っている会社さんのツアーで行きました。アフリカは遠いのでお値段が相当張ります
※英語が達者で手配を全部自分でやれば…1人35万円で行ける気もします。

絵画が好きな方がルーブル美術館やプラド美術館やイタリアの数ある美術館に行って超絶感動するのと一緒で、動物が好きだったら一度はライオン、チーター、カバ、サイ、アフリカゾウがどうやって生きているのかを見たいと思いますが、ヨーロッパに行く1.5倍から2倍のお金がかかるので相当ハードルが高いです。

が、いやあ、行って良かった…

これでまた上野動物園で動物を見るとき「ああ、カバはあんなだったなあ…」と思いを馳せながら見ることが出来ます。

私が参加したツアーはアンボセリ国立公園→ナクル湖国立公園→マサイ・マラ国立保護区と3箇所を巡りました。

こちらは、確かサバンナヒヒです。ロッジのすぐそこにいます。
ケニアに行った、というとご飯はどうだったのか?と聞かれます。
サファリは基本食事はホテルやロッジのバイキングでして現地食?ではないので、お腹壊すとかそういうことは一切ないです。

動物園で暖かい地域の動物を見ると色がカラフルだったりします。なんという名前かわからないのですが、トカゲがすごいカラフルで、これが熱帯か…と思いました。

最初にいったアンボセリ国立公園はアフリカゾウがたくさんいるところです。砂漠化が進んでいることと、9月は確か乾期ですので、土埃が大変なことになっています。しまうま(ゼブラ)がとことこ歩いて行きます。

シマウマはとても規則正しく生活していて、朝にどこからともなく集団で歩いてきて、草を食べる場所にくると草を食べ、夜、暗くなる前に寝床に帰っていきます。
以下、夕方にキリマンジャロの方に帰っていくシマウマたちです。

ゾウのメスは群れで暮らすんですよ、と動物園で説明を受けます。
ああ、確かにそうなんだなあ…と思いました。

互いにじゃれあったりもします。

私のカメラはとても非力で光学3倍までしかないコンデジです。
そのため動物のでかい写真があまりないのですが、たまに近くまで来てくれた場合は大きく撮れたりします。
小さい動物ほど、近づくと逃げたり、とても素早いので、全然撮れません…
もし、次にサファリに行くことがあれば…ちゃんとしたカメラを持っていこう…はぅ…

アフリカゾウの横にサギがいます。何サギかわからないのですが…確かゾウが歩くと虫が出てくるので、それをパクッと食べる…ためにいたんだと思いました。

かわいいは正義とはよく言ったものですが、小さいゾウはかわいいですね。

ヌー、マサイ・マラ国立保護区に行くとまるでアリの大群のようにヌーがいっぱいいるのですが、こうやって単独でいるヌーもいます。ドライバーさん曰く、年をとるとこうやって単独で行動するようになるそうです。

アリの大群のようなヌーの大群は以下の写真です。


いやあ…、都会だったら人間もこんだけいますけど、田舎じゃこんなに人間いないわー、思いました。

アリクイの腕と手ってすごい立派で、その腕と手で蟻塚をガっと壊して中のアリを食べると聞きました。しかし、私がこれまでみた蟻塚ってたいしたことなくて、なんであんな立派な腕と手が必要なのかと思ったら、ドライバーさん曰く「あれ、蟻塚」。
でかい…、堅そう…、そら、立派な腕と手が必要だわ…

ここらでサバンナっぽい風景を…
現在の人間の祖先はアフリカが起源で、アフリカから世界各地に散らばっていった説が有力です。有力というか確定なのかな…なので、原風景?なのかなと思います。当時はこんなに砂漠してなかったと思いますが…

さて、何がいるでしょう?
水の中にカバがいます。
結構見つけにくい動物がいっぱいいるのですが、だんだん慣れてきて「あ、あそこにカバが!」とか、気がつく力が身につきます。それでもあまりドライバーさんには勝てないのですが、たまに勝てます。 ドライバーさん、草むらに寝てるチーターとかよく見つけるんですよね…

ホロホロチョウ、ドライバーさん曰く「おいしい鳥」。食べるとおいしいので乱獲されたそうです。丸丸太った体がラブリーです。

ナクル湖の紹介写真には必ずフラミンゴが写っていると思います。フラミンゴ見られるかな…と思っていたら、見られました。とてもたくさん…
双眼鏡で見ると本当にわんさかいます。
全部フラミンゴかというとそんなことはなく、ペリカンもいます。

サイにはクロサイとシロサイがいます。クロサイは見られたらラッキー、シロサイは見られる…そんな感じだったと記憶しています。クロサイとシロサイの違いは口の違いで、クロサイは森の中で葉っぱを食べるのでとがった口を、シロサイは地面の草を食べるので平らな口をしています。クロサイは通常森の中にいるので見られないです。以下はシロサイの写真です。

キリンもいっぱいいます。キリンもいろいろ種類…種族?がいまして、以下の写真はウガンダキリン…だと思います。アカシアという来の葉っぱをむしゃむしゃ食べます。アカシアの木の葉っぱは痛そうにとがっているのですが、関係なしにむしゃむしゃ食べます。ドライバーさんは「アカシアは食べられないようにとがっている」と言っていましたが、そんなの関係しにむしゃむしゃ食べます。

牛や馬の周りはハエがブンブン飛んでいるイメージがあります。アフリカ水牛は、その虫が付くのが嫌なので、自分の体に泥を塗って虫が寄りつかないようにするそうです。以下の写真は泥を塗りつけているアフリカ水牛さんです。

日陰で寝るライオン。昼間は暑いので日陰で寝ています。日陰で寝ているライオン、チーターはいくつか見ました。しかし…ドライバーさんは草むらに沈んでいるライオンをよく見つけられるなあ…思います。そういえば、そんなに近寄って大丈夫なのか?と聞かれるのですが、サファリカーは食べられない?からでしょうか、ライオンさんたちは私たちのことはあまり気にしていない気がします。

小さい子供はかわいいもんですが、ライオンの子供も例外なくかわいいです。ライオンは猫ですよね、猫、かわいいです…

ナイバシャ湖ではボートサファリができます。自分が行ったときは1時間で30$でした。ボートに乗ってカバとかトリを見ような感じです。ボートサファリがカバを一番間近で見られるかなと思います。

ペリカンもいました。ペリカン、でかいです。ペリカンがこんなにでかいなんて知りませんでした…

あと、なんのトリがわからないですが、トリ…

ハゲコウ。無茶苦茶でかいトリです。ナイロビの市内の交差点にもドライバーさん曰く「都会派」のハゲコウがいます。町中にあんなでかいトリがいたら、びびります。襲われたら絶対負けます。

草食動物もいっぱいいまして、下の写真は多分ガゼルだと思います。ガゼルが遊んでます。カゼルに限らず意外に草食動物はチーター等の肉食動物がいても、普通に草をむしゃむしゃ食べている気がします。この距離なら大丈夫…という距離があるのでょうか…

サファリで「うおー、すげー」と思ったのは、ハゲワシが屍肉に群がってむしゃむしゃ食べている光景でした。写真だと音が伝わらないのですが、すごいです、「ギャー!、グワー!」な声が響きます。サバンナって結構静かで、あとはヌーが「ヌー、ヌー」って泣いているのが聞こえるくらいなのですが、ハゲワシすごいっす。

チーターはなかなか見られない…らしいのですが、よく見る事ことができました。写真は撮れなかった(つーか、無理です…)のですが、チーターがガゼルを狩る光景も見られました。すげぇ早くて、双眼鏡で必死に追って私は見られましたが、望遠カメラでは無理だーと望遠カメラの方が言っていました。以下木陰にいるチーターと歩くチーターです。
 

肉食獣といえども自分より大きい動物は倒せないそうですので、んーまーそうか…と思いました…ので、ヌーはチーターのことをあまり気にしません。

ヌーをしとめたメスのライオンです。いやー、本当なんだなーと思ったのは、狩ってもオスのライオンがくるまで、狩った獲物のそばでずっと待っていることでした。本で読んでいて知ってはいても、その光景を見ると「いやあ、本当にそうなんだなあ…」と感慨深い物があります。

ライオンの口って結構汚くて…んーと、汚いというか虫がいっぱいいます。多分、肉をむしゃくしゃ食べて、その血肉が口の周りに付いているからだと思うのですが…下の写真で…わからにくいのですが、口や首の周りにある黒い点々は虫です。

さて、以下はまたカバの写真です。なんていうか、カバってカメみたいに、密集して暮らすんだなーと思いました。

ちなみにこの川はヌーが大群でどどどどどっときて渡る川です。
渡る途中で子供だったり老人のヌーはワニにやられます。
以下ワニです。

カバとワニは結構近くにいるんですが、カバは大きいのでワニは勝てません。というか、カバは結構凶暴だそうです。ワニは爬虫類で卵を産むのは地上?なので、陸の上にもいたりします。

再び百獣の王です。ごろーんです。口の周りがむしだらけです。
 

ハネムーン中のライオン…とドライバーさんは言っていました。
この後、オスライオンが交尾をしようとして、メスライオンに拒否される的な光景がありました。

シマウマをしとめたメスライオンです。このメスライオン、一生懸命シマウマを運ぶのですが、どこに運ぶのかな?と思ったら、木陰でした。確かに、熱いもんなあ…、ちゃんと涼しいところでオスを待つのですね。

サファリの書籍としては以下の本がお勧めですが流通しているのかな…
いつもは地球の歩き方を買うのですが、サファリに行くと本当にサファリしかいないので、サファリに特化した本がいいと思います。

日光(2013/12/12~2013/12/13)

2013年12月12日から13日にかけて日光に行ってきました。
この時期の日光は滅茶苦茶空いていました。
日光は紅葉の時期はとても混みます。
タクシーの運転手さん曰く、最悪いろは坂を登るのに4時間かかるとか…
※ちなみに下りはすいすい動くそうです。

しかしながら紅葉の時期の中禅寺湖、奥日光はお勧めだそうで、じゃあどうすればいいんだ!な感じなのですが、中禅寺湖で宿を取って最悪4時間かけて登る、だそうです。
むー、4時間トイレなしで耐えられるだろうか…

さて、そんな紅葉の時期も過ぎて、ホテルもレストランも一休みな感じで、「いつもこんな空いてるんですか?」と聞くと「やっと落ち着きましてねえ…次は正月くらいに混みますね」とのことでした。

日光金谷ホテルの冬のスペシャルランチのニジマス。
ニジマスっておいしいんですね、という話を次の日タクシーの運転者さんに話したら「ヒメマスが一番うまいんですけどね、でも中禅寺湖は放射線量が高くて食べられないんですよ」と答えが返ってきました。
こんなところにも福島の原発の影響が…知りませんでした…

紅葉の時期は日光金谷ホテルのレストランはいっぱいいっぱいだったそうですが、この日は私含めて5組くらいの来店でした。ゆったりです…

東照宮のハイライトの一つの陽明門は修理中です。修理中なので観覧料がいつもよりお安くなっている…と思います。

修理のために門の壁を剥がしたら中から当時の絵が!という新しい発見があり、ガラスだったかな…プラ板だったかな…越しに見られます。陽明門の修理完了は平成31年ですので当分見られません。

そのかわり、ずっと修理中だった唐門とその奥が完成していまして、とても綺麗になっていました。

見所は職人さんが木を彫って作った数々の人や動物や植物です。
いやあ、本当に、よく彫ったよねと…見るたびにそう思います。
昔作られた物って、今だったらいくらお金を積んだら出来るんだろう…的な何かがいろいろありますよね。

さて、今回泊まったのは、日光星の宿という宿です。
お一人様プランがある宿です。
夕食どころでお一人様は私だけでしたが。

湯葉ができたら自分ですくって食べ、にがりを自分で入れて豆腐にして食べる…ものです。
おそらく私がやるより作って貰った方がおいしく出来る気がするのですが(豆腐作るの失敗しました…)、何事も自分でやった感って大切ですよね。

写真を撮り忘れてしまったのですが、酢の物がとてもうまかったです。料理名は牡蠣と長茄子のコラボレーション。牡蠣がすごくうまかった。牡蠣って「苦いっ!」と思って、多分それが大人の味なのだと思いますが、その苦さがなく、酢が弱めで好み。肉を食べた後の料理がこれでしたさっぱり頂きました。だからこの順番なんだなあ、よく出来てるなあ思いました。

あと、おいしかったのはデザートのプリン…にかけるカラメルソース。多分、カラメルソースにコーヒーが入っていたと思うのですが、ああ、カラメルソースにコーヒーをいれるとすごくうまいんだなあ…思いました。カラメルソースを工夫するっていう思想が私の頭の中にありませんでした…

鰆にのっかってるベシャメルソースもうまかったです…ホワイトソースは料理教室に行っていたときはたまに作っていましたが作るの面倒です…、鰆とベシャメルソースは合うんですね。

私はお酒があまり飲めなくて、日本酒もまあ飲めるけど飲むと吐く、と思っていたのですが、「いつもは何かを飲んでから日本酒を飲むから吐くのではなかろうか」と思い、利き酒のセットをお願いしました。

「最初から持ってきてください」と頼んだら「もう?」と思われていましたが…

私、アルコール度が少ないからという理由で飲み会ではビールを飲むか、甘いのが好きなので梅酒を水割りで飲むかなのですが、ごく少量しか飲まなくていいなら、日本酒を少しだけ飲んでほろ酔いくらいになるのもいいなあ思いました。

3つの中では一番左の葵日光が好みでした。次点で四季桜でした。

次の日、朝ご飯を頂いて、奥日光へ。

Evernoteは便利なのですが、たまに

  • 写真を撮って保存して、また写真を撮って保存して、とすると「衝突があります」とでて、二重に登録される
  • データが壊れて開けなくなる

ということが起こります。起こるのは私だけでしょうか…
以上からEvernoteはあまり信用していないのですが、「今回は大丈夫かな」と思ってEvernote一本で記録していたら写真のデータが壊れました…
具体的には写真を撮って保存したのですが、スマホ側ではその画像を開けないというものです。再同期してもNG。家に帰ってノートPCで開いたら、開ける写真が大半だったのでほっとしました。

次からは普通に写真を撮って、後でEvernoteに写真を添付する…という方法で行こうと思います。こうすれば、少なくともスマホに写真が残りますので…

さて、2日目はタクシーを借りて(私は車を運転できません…)湯本温泉まで行って、そこから日光駅まで戻ってくることにしました。

奥日光 湯本温泉は

群馬県・万座温泉、新潟県・月岡温泉、福島県・高湯温泉に次ぐ日本で4番目に濃い硫黄温泉です。
かけ流し乳白色の濃い硫黄温泉でなければ温泉に入った気分がしないというお客様は奥日光湯元温泉の硫黄温泉にお越し下さい。
(湯元温泉は『日本で四番目に濃い硫黄温泉』と言われ、全ての施設が100%本物の温泉です)

ということで、硫黄臭いです。温泉!って感じがします。お湯も豊富にコンコンと湧き出ています。

が…、なんなのでしょう、この寂しさは…

朝早い…といっても10時30分くらいなのですが、歩いているのは私とタクシーの運転手さんだけです。

「ここって、いつもこんなに人がいないんですか、閑散期だからいないだけですか?」
「そうですねー、暖かい時期はちゃんといますよ」

そうかー、暖かい時期はいるのかー、ということですが、背景に見える旅館、ホテルは、

  • つぶれた
  • 夏しかやってない(人が来なさすぎなので暖房するだけ無駄)
  • 修学旅行生が来たときだけ運営

なものも多いそうで、景気悪いです。
しかし…なんといいましょうか…お金があるころに草津温泉の湯畑のように整備していればもっと良い観光資源になった気がするのですが、ただお湯がダダ漏れになっているこの風景を見ても何も楽しくないです…、お湯に触って「熱っ!熱いわ!」なくらいかな…
参考に草津温泉の湯畑の写真を下に示します。

ちなみに湯ノ花も取ろうと思えば取り放題ですが、何かを中和しないと持って帰って風呂にいれると風呂釜が壊れる気がします。

「滝巡りは好きですか?」
と、タクシーの運転手さんに聞かれ、答えに窮したのですが、曰く「滝の鑑賞は冬が最適である、なぜなら冬は葉が落ちて一番よく滝が見えるから」とのこと。

以下、竜頭の滝⇒華厳の滝⇒霧降の滝です。

小石川後楽園で庭園の解説を受けたときに「日本人は農耕民族で、農耕民族は山があって水があると落ち着くから、庭園にも山と池があるんですよ」的な話を聞いた気がするのですが、水がじゃばじゃば流れている音を聞くと落ち着きますよね。

冬だから止まっていると寒いのですが…

霧降の滝、初めて見ました。確かに葉が生い茂っている時にくると滝が見えない気がしました。ガチなカメラを持っている方が三脚でカメラを固定してバシバシ写真を撮っていたのが印象的でした。

霧降高原を後にして、連れて行ってくれたのは憾満ヶ淵でした。

「第二の日光と言われていましてねえ」…
という、なんと怪しいんでしょう!的な説明を受け、到着。

見所は、男体山が噴火して流れてきた溶岩流が長い時間をかけて水に削られて出来た川と、淵に設置された地蔵100体…実際は70体くらいだそうですが、の地蔵だそうです。外国人に人気らしく、その日も西洋系の方とアジア系の方がいました。日本人は我々だけでした。

ちなみに、ここらへんの界隈は外国人向けの宿が多いそうです。例えば以下の建物は外国人向け…外国人といってもヨーロッパの長期滞在旅行者向けですね。

タクシーの運転者さん曰く「よくご存じだと思いますけど、外国人を相手にしないと、やってけないので、増えましたねえ、ああいう宿」とのこと。
客としては中国人が多いのかな?と思って聞いたところ「いやあ、ヨーロッパの人が多いですね」と。

思うに、中国人、韓国人は団体で来るのでタクシーを使うことがないから、タクシーの運転手さんからすれば、ヨーロッパの人を相手にすることが多いので、ヨーロッパの人が多いように見えるかな思いました。

「しかし、ヨーロッパのお客さんは、どうしてあんなに荷物が多いんですかね、絶対に4人乗れないことが分かっているんで、3人しか乗せませんよ。あと、荷物と1人だけ乗って、後の連れは歩いて宿に向かうってのも多いですね、タクシーは荷物運び屋じゃないんですが」と。

「ヨーロッパの方はタクシーで観光はするんですか?」と聞くと「ヨーロッパの人は、もう、それはゆっくりと歩いて観光しますよ、彼らは1週間くらいは滞在して、本当にゆっくり観光しますから」とのことでした。これがバケーションってやつか!と思いました。

最後にタクシーの運転者さんが連れて行ってくれたのはだいや体験館

 こちら、東照宮の1/10の模型があります。
いや、 すぐそこに本物があるからいらなくね?と思ったのですが、東照宮は車椅子だと見学できないのでとても意味があるのだとか。なるほど…と思いました。

本当によくできていて、この模型を前にタクシーの運転者さんの解説がはじまりました。
東照宮の解説は1度聞いているのですが、ああ、そういやそうだったなーと思い出しながら、また解説を聞いたりしてました。

他、日光は水力発電所がたくさんあるんだ等、水力発電所を見たり、ここ変電所に見えるでしょ、じつはそうじゃなくて古河電工が変圧器作ったときに実際に組み立てて動作試験をするための施設なんですよとか、おいおい、私がそういうのに興味があるってどうして分かるんだ的な日光の世界遺産や自然と関係ないことを教えて頂きまして、とても楽しい時間を過ごしました。利用したタクシー会社は中央交通でした。

次は、混んでますけど紅葉の時期に行きたいですね。

京都紅葉(2013年11月29日)

2013年11月29日に京都の紅葉を見に行ってきました。
時期としては遅めで散っているところが多かったです。
京都の紅葉の様子は京都新聞のホームページに掲載される情報を参考にしていますが、「見頃」と書いてあっても、「一部見頃」のすぐ後なのか「見頃」になってから数日たったのかでだいぶ違います。
今回行ったところはいずれも「見頃」なのですが、最盛期に比べるといまいちでした。
それでも何年かぶりに見た永観堂の紅葉は綺麗でした…

京都の紅葉スポットでお勧めな場所はいろいろあるのですが…その一つは宝筐院です。

いまいち写真では伝わりにくいのですが、紅葉の最盛期にここに来ると滅茶苦茶綺麗です。
植わっている木がほとんどモミジですので一面が真っ赤で真っ黄色で、うわーっとなります。
ちょっと嵯峨嵐山から遠くて、また嵐山と反対なのですが、紅葉の時期にいらっしゃいましたら、ぜひ宝筐院に行ってみて下さい。

醍醐寺の弁天堂もお勧めのスポットです。醍醐寺は桜も綺麗なのですが、紅葉の時期もじんぴしゃの時期に行くと弁天堂に近づいたところで、うわーっとなります。2013年11月29日の時点では最盛期は過ぎていて残念な感じでした。

最盛期は、ちょっと伝わりにくいのですが、同じ場所の2010年11月28日の写真が以下の通りです。

同じ日に別の角度から弁天堂を見た写真が下です。

醍醐寺に行ったらぜひ三宝院の庭園も見て下さい。
醍醐寺の最寄り駅は地下鉄東西線の醍醐駅です。醍醐駅から醍醐寺までバスが走っていますが、バスでいっても歩いていっても10分程度で着きますので歩いていけばいいかなと思います。バスを待っている間に着くなーと、バスに乗ったときに思いました。

いつだったかな「そうだ京都に行こう」の紅葉シリーズに毘沙門堂があって、一度は行ってみたいなと思っていました。
醍醐寺からの帰りに「そういえば山科を通るな…」と思ったので、山科で降りて毘沙門堂に行ってみました。
紅葉を見る!という目的からすると、駅から遠い(片道20分くらい)、山科には他に紅葉スポットがない、最盛期でもすげーって思うような気がしない、の三点からお勧めしません。

京都の紅葉狩りで鉄板なのは永観堂です。東福寺とともにガイドブックに必ず載っているのでわざわざ私が書く理由もないのですが、ひさしぶりに行ってみて鉄板なのを確認しました。
最盛期はすでに超えているのですが、それでも美しいです。
特にいちょうの黄色い葉っぱが落ちて真っ黄色になった地面にモミジの木があったりすると、一面が赤、黄色で美しいです。
モミジって散って地面に落ちると意外に綺麗じゃない…彩度が落ちた色になってしまうのですが、いちょうの落ち葉はそんなことなくて、いつまでも綺麗なのがいいです。
紅葉の時期は拝観料が1000円とお高いのですが、特にデートにお勧めです。マジでお勧めです。

永観堂からの帰りに南禅寺を通るので天授庵(南禅寺塔頭)にも入りました。
こちらはライトアップもするところで紅葉が最盛期ですと滅茶苦茶きれいなのですが、今回は散っていました…なので写真を撮っていません。
2010年11月28日に撮った写真を掲載します。予め中の様子を見てから入れればいいんですが、中の様子を見るには門の上にあがる必要があるかな…と思います。

紅葉の時期はいろいろなところでライトアップしています。
ライトアップでお勧めなのはベタですが、高台寺です。

私のカメラでは、夜間の場合、三脚を使って固定しないとちゃんと写せないので雰囲気だけしかお伝えできないのですが…
ライトアップの見所は、ライトアップされた紅葉が水に映ることだと思っています。
風がないと、本当に綺麗で、まるで底が無い湖の中に木が生えているように見えるんです。
一度は見てみて頂きたいです。
高台寺の場合、入ってからすぐに池がありまして、ここに映る紅葉が一番美しくて、ハイライトになります。この後は…ここに比べるとたいしたことない…と思っていますので、最初が勝負です。

高台寺と共にお勧めなのが、またこれもベタですが清水寺です。

ハイライトは清水寺の出口にある池のところの紅葉だと思います。
高台寺と同様、池に映った紅葉がとても綺麗で、池に吸い込まれそうな雰囲気を受けます。
清水寺と高台寺の欠点は京都駅に帰る場合、バスが滅茶苦茶混むということです。
電車の駅まで遠いので歩くのか電車の駅まで歩くのが早いのか悩むところで、バスは臨時がでるのでバスの方が早かったりもするのですが、いかんせん時間が読めません。

清水寺から(清水寺の最寄りのバス停は清水道です)京都駅に帰るのに、お勧めなのは208番バスに乗って大石橋で降りて京都駅まで歩くことです。
大石橋から5分程度、北に歩くと(京都タワーに向かって歩けばいいので迷うことはないかなと思います)京都駅です。