マールブランシュ

京都の北山に本店があるマールブランシュは私の好きなお菓子屋さんの1つです。

京都に行ったら、女性向けのお土産は茶の菓を買っておけば問題ないと思っています。
うまいので、もちろん自分用にも買います…

マールブランシュはサロン…イートインできる場所が三カ所ありまして、それぞれの場所でしか食べられないお菓子があります。

北山本店のイートインでは、ミルフィーユが食べられます。
私が食べてきたのは確か季節限定もので、洋梨のミルフィーユです。

私、洋梨はあまり好きではないのですが、カラメリゼした洋梨なのかな、コンポートかな…は無茶苦茶美味しくて、下の部分はチョコがベースの堅めのムースだと思いますが、私チョコが好きので、これも美味しくて、大満足でした…

京都に二泊三日に旅行に行きまして、二日目に行ったのですが、どうしてももう一回食べたくて、三日目にも行って食べました…やっぱり美味しかったです…

1回目、おいしかったと思ったものでも、2回目食べると、あれ?こんなもんだっけ?と思うことはよくあることですが、洋梨のミルフィーユは美味しかったです…また食べたい…

私が行ったのは1回目が平日の17時、2回目が平日の13時45分でした。
どちらも待ちなしでしたが、14時くらいから待ちが発生していました。遅い時間ですち待ちが発生しませんが、ケーキが売り切れてしまってお目当てのケーキがないと思います。13時45分の時点ですと、ほぼ全部のケーキがありましたが、15時くらいにはだいぶ売り切れが発生していました。

待ちが発生しても、隣の建物に待つためのスペースがあったり、携帯電話で呼んでくれます。が、やっぱり待ちが発生すると席数が少ないので待ち時間は長いので旅行のついでに行く場合はマールブランシュだけに2時間を確保しておかないと駄目かな…と思います。

次は京都伊勢丹のサロンでパンケーキかパフェだなあ…

バレンタインのチョコ菓子はガトーショコラがいいと思う

バレンタインでチョコレートのお菓子を作成する場合、一番標準なのは、市販のチョコレートを買ってきて、好きな型につめて、固めること、かなあと思っています。

とても簡単そうですが、まじめにやるとすごく大変です。
チョコレートは食べたときにおいしく口の中でとろける結晶の形になっています。
そんな結晶の形にすることをテンパリングと呼んでいます。
チョコレートを加工するために熱を加えて溶かすと結晶の形がかわってしまって、そのまま固めると、おいしくない結晶の形のまま固まってしまいます。

プレゼントされた人には…しかも手作りのチョコをプレゼントされた人には、多分わからないくらいのおいしさ減だと思いますが…

テンパリングは素人には(ちなみに私は素人です)難しいし、面倒ですので、バレンタインにプレゼントできて、味は問題なくて、なんだかすごい!系のお菓子としては、ガトーショコラがいいのではないかと思っています。

※私はバレンタインになるとガトーショコラを作りまくります。ちなみに私は男です。

ガトーショコラのいい点は以下の通りです。

  • チョコを溶かして固めるだけのお菓子より見た目がすごい
  • 決まった配合比率がないので他のケーキのように「膨らまない」とかそういう失敗がない

悪い点は以下の通りです。

  • 溶かして固めるだけのお菓子よりすこぶるめんどくさい
  • オーブンが必要(オーブンレンジで良いです)
  • 2回は試し焼きが必要
  • 秤が必要
  • 型が必要

ガトーショコラは決まった配合比率がないので、ガトーショコラと名のつくレシピだったら、どれでも大丈夫だと思います(でも、クックパッド等に掲載されているプロじゃない方のレシピはやめた方がいいと思います。)。

悪い点の「めんどくさい」と「オーブンが必要」と「試し焼きが必要」について解説します。
めんどくさいというのは、ガトーショコラは

  1. バターとグラニュー糖を混ぜる
  2. 1.溶かしたチョコレートを混ぜる
  3. 2.に卵を混ぜる
  4. 3.に小麦粉を混ぜる
  5. 焼く

という手順を踏む必要があります。意外に面倒ですが、素人がテンパリングをやろうとすると、うまくできなくてあっという間に時間がたつので、めんどくささはテンパリングの方が上であると思います。

オーブンが必要というのは、しょうがないです、高い温度(160℃から170℃)を一定に保つ何かが必要です。ときどき「トースターでできますか」と聞かれますが、無理です。トースターは温度を一定に保てません。

試し焼きは必要です。ガトーショコラは焼くのに40分程度かかるので面倒ですが必要です。
以下に参考画像を示します。

左上は私のオーブンで
180度 20分
アルミホイルをかぶせて170度 35分
焼いたものです。

右下は私のオーブンで
180度 15分
アルミホイルをかぶせて180度 5分
アルミホイルをかぶせたまま170度 35分
焼いたものです。

たった5分程度の違いで、焼け具合が全然違うことが分かると思います。

ちなみに本には180度で20分、170度で25分と書いてあります。この時間で取り出すと中心部分が生焼けです。

オーブンはものによって火の入り方が違うのと、家庭用のオーブンは上火が強い(今のオーブンはそうでもないかも…)ので、試しに焼いてみる必要があります。

焼けたかどうかの確認は、竹串でもなんでもいいので、刺してみて液体がくっついてこなければ完成です。焼けてないと、取り出したときに底の方からチョコとバターがまじった液体がどろりとでてきます。

※ちなみに、そんな状態だったら、そっとオーブンに戻せるのであれば戻して追加で10分程度焼くと、ちゃんと食べられるものになります。

※ガトーショコラは小麦粉以外は生で食えるので、まあ、液体がどろりとしている状態でも食えると思います。おいしくないですけど。

だいぶ時期を逸していますが、ガトーショコラは専用のかわいい箱が売っていたりと、本気なチョコ菓子を作るのであれば、選択としてはとても良いと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。