I・モンタネッリ著 藤沢道朗訳 『ローマの歴史』を読んで

ヨーロッパ方面を旅行すると、いろんなところにローマ時代の遺跡があります。
そんな遺跡の多くを見てきましたが、高校生の時の世界史の授業は寝ていた記憶しかないし、昔の歴史に興味はなかったので、ローマ帝国については旅行して遺跡を見るときに説明を受けたことだけしか知りませんでした。

美術館の特別展もそうだと思いますが、絵画や遺跡はその時代背景を知っていた方が面白いです。
※絵画は時代背景を知らないと…だいぶ面白くない気がします。

ローマの歴史を手っ取り早く知る本はないかと思って、この本を買いました。

私の中で歴史の本とは、誰がこの時期に何をした、の羅列なイメージだったのですが、この本は結構ざっくりしていて、その時期の中心人物を中心に書かれているのですが、それ以外にローマの市民の生活の様子が書かれていて、そこが一番面白かったです。
遺跡を見るときは、ここでどんな生活をしていたのかなあ…と思いをはせるからです。

ローマの皇帝は意外によくころころかわって、よく殺されるし、戦争、略奪は日常茶飯事で、千、万、単位で人が死んでいる(数字が本当かどうか分からないのですが…) のは、そんなもんだったんだなあとか、現代は当時に比べれば全然平和なんだなあとか、子供産むのが…というか育てるのが面倒だから避妊が流行って遊びまくったとか、最後はローマ人が駄目駄目で最後はローマ帝国が征服した民族(でいいのかな…)に頼っていた結果、内部からローマ帝国は崩壊していって、中世の時代に突入していったとか(滅びるまでは非常に遅いのですが)、淡々と、いつ何が起こったかを記したものよりは退屈しないで読めました。

が、人名は知らなくてしょうがないとして、私のように世界史の知識がまったくない人間にとっては、地名が分からない、民族の名前も分からない、ので新しい地名、民族、出来事の名前がでてきたら、googleを頼って「ああ、ここのことか」とか「ああ、ここらへんを拠点とする民族なんだな」とか調べながら進む必要がありました。ちゃんと世界史を学んだには問題ない…のかもですが、私はつらかったです。
※そこらへんを手っ取り早く予習するにはどの書籍を読むとよいでしょうか…

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