南場智子著 『不格好経営』 2013 を読んで

DeNAの方々はスペックがやたら高い、が、滅茶苦茶働いて、滅茶苦茶失敗してるけど、ちゃゃんと結果だしてる、すごい。

スペックが高い方々が、必要とあらばスペックが高い人を連れてきている、すごい。もともとスペックの高い方々が集まる会社にいた方々なので、スペックの高い方々と仕事をするなら、スペックが高い方々が集まる会社に行くのがいいんだなあと思いました。

読みやすい、読んでてつらい本って結構ある…特に技術書は自分の理解が遅いせいで結構つらいしけど、この本は1つ1つの話題が短いし、難しいこと書いてない。

人がいっぱいでてくる、 みんな個性的、下手するとゲームのキャラクターより個性的な気がする。当たり前だけど、ジョブが分かれているから、でてくる方々を題材にしてRPGになるんじゃないかと思うくらい人がでてくる。DeNAの経費のほとんどは多分人件費だと思うんですが、人を大切してるなと、感じます。

人を任せるのが人を成長させる、と聞きますが、DeNA、確かに人を任せてます。
任せるってすごい難しい…前の仕事では当人の力量を見て「今これだけの仕事があるんだけど、どれが出来そう?これ出来る?」と言って、仕事を任せて残りは自分でやっていたけど、あれは任せたと言えるのか、今の仕事は基本マニュアルにそってやる仕事で、人が成長するような任せる仕事があるのか、難しいです。

ソーシャルゲームの業界の方々はもちろん他の業界の方々でもDeNAってどうやってここまで成長したんだろう?と思っている方々にはお勧めの本かと思います。

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