前置き
上野動物園はパンダが再びやってきてから大盛況で平日でもパンダのところには遠足や修学旅行…できた子達がいっぱいいたりします。
そんな上野動物園ですが、他にもいろいろ動物がいまして、かわいいーとか、すげーとか見るのもいいのですが、もし時間があればガイドツアーに参加して、ガイドさんのお話を聞いてみるのもいいかなあと思っています。
ガイドツアーの情報はhttp://www.tokyo-zoo.net/guided/index.htmlです。
6月17日のガイドツアー
6月17日のテーマは「森でくらす動物」でした。
森でくらす動物を何種類か見て、あーだ、こーだと説明を聞きます。
アジアゾウ
上野動物園にはアジアゾウが確か4頭いまして、メスが3頭、オスが確か1頭です。
アジアゾウのメスは群れで生活するので、3頭は一緒の区画にいます。
オスは別区画にいます。
上野動物園にいるアジアゾウの他にアフリカゾウという種類のゾウもいます。
アジアゾウは森に住んでいます。
アフリカゾウは草原に住んでいます。
さて、2つのゾウの見た目の違いはなんでしょう?
アジアゾウの画像 → google:image:アジアゾウ
アフリカゾウの画像 → google:image:アフリカゾウ
アジアゾウは森にに住んでいるので、木に引っかかりにくいようにずんぐりしています。
「ずんぐり」というのは…アジアゾウは背中の部分が山のようになっています、アフリカゾウはくぼんでいます、アジアゾウの方が体がまるっこくなっているということです。
アフリカゾウは平原の暑い場所に住んでいます。
アフリカゾウはアジアゾウに比べて耳が大きいです。
アフリカゾウの耳には血管がいっぱいあって、耳をパタパタさせて熱を逃します。
熱を逃すために耳が大きくなっています。
アジアゾウの主食は草です。
上野動物園にはパンダがやってきました。
パンダは新鮮な竹しか食べないので、竹の余りはゾウにきているそうです。
ゾウは竹をムシャムシャ食べるそうです。
ゾウの糞は草食なので臭くないです。
ゾウは歩くと木をなぎ倒すため「森の破壊者」と言われてきたそうですが、実はその糞の中には植物の種が入っていて、種を運んでいる…そうで、破壊者とか言えないと最近分かってきたそうです。
クマ
まず最初に見たのはマレーグマでした。
マレーグマの画像 → google:image:マレーグマ
マレーグマも森に住む動物で、東南アジアに住んでいます。
マレーグマの毛はとても短いです。
よく「あれ、クマなんですか」と聞かれるそうです。
それくらい短いということでしょうか。
毛が短いのは、住んでいる場所が暑いからです。
ちなみに、ニホンツキノワグマは寒いところに住んでいるので、太っていて毛が長いです。
マレーグマは木に登るのでツメがするどく、また手のひらには毛がありません。
食事は、クマですと肉食なイメージが私にはあったのですが草食です。
マレーグマは…ツキノワグマもそうなのですが、木に登って木の実を食べたりします。
クマは重いので枝のさきっぽの方まではいけません。
ではどうするか?というと、木の幹のところから枝をぽきっと折って木の実をとります。
枝は自分のおしりの下にひきます。
こうして出来るのがクマ棚というものです。
クマ棚の画像 → google:image:クマ棚
クマ棚をみかけたら、クマがいるということです。
ヒグマはマレーグマ、ツキノワグマと違い木に登らないのでツメがするどくないです。
ちなみに、このツアーは実際にいろんな動物のパーツ…といえばいいのでしょうかを見せてくれます。
今回は、クマのツメを見せてもらいました。
確かに、マレーグマのツメはするどく、ヒグマのツメはするどくありませんでした。
他、鹿のトンちゃんの角をもたせてもらったりとか、卵の中身を抜いた物を持たせてもらったりとか、象牙をもたせてもらったりとか、まあまあ楽しいです。
ライオン
ライオン…森に住んでない気がしますが、ライオン見ました。
多分、クマのツメつながりだと思います。
ライオンは群れを作らないネコ科の動物にしては群れを作る珍しい動物だそうです。
ライオンのツメはいつもはしまわれており、狩りの際にシャキーンとでてきます。
いつも出していると、とがったツメが丸まってしまうためです。
その隣の展示場にはトラがいます。
トラは単独で狩りの際する生き物です。
上野動物園にはトラが2頭いるそうですが、単独で生きる動物なので、時間を区切って展示しているそうです。
シロテナガザル
最後に見たのはシロテナガザルです。
シロテナガザルの画像 → google:image:シロテナガザル
名前の通り手が白くて長いサルです。
手が長いのもそうですが、指も相当長く、先ほどのクマと違ってサルは指を使って木に登ります。
まとめ
動物園はそれなりに好きで、1年に4回くらい行くのですが、行くたびに思うのは、動物の体はとても意味があって、とてもシンプルであるということです。
動物園にいったら、そうですね、なんでそんな形してるのかなーとか考えながら歩くといいかもしれません。
でわでわ