内田明香、坪井健人著 『産後クライシス』 株式会社ポプラ社 2013 を読んで

産後クライシスを読みました。

こちらの本の内容はNHKの公式ホームページを読んで頂くのが良いと思います。
東洋経済オンラインのHPにも本の内容があります。
どちらも本の要約としては十分な量が書いてあります。

この本を鵜呑みにするとよくないですよ、という文書が「産後クライシスを回避せよ」にご用心! – Father’s Eyesiにあります。こちらは本を読んだ後に読むのがお勧めかと思います。

本の概要は

  1. 赤ちゃんが産まれた後、女性は人生の中で最大の危機を迎える
  2. 赤ちゃんが産まれると妻の夫への愛情は非常に低下する
  3. その最大の危機の中での夫の行動次第で、子供が成長した後に夫への愛情の回復度合いがまるで違う
  4. 夫の行動とは、赤ちゃんが産まれた際に、いかに妻と共に家事育児を分担し、家事育児をこなすかである
  5. 仕事が忙しいから家事育児をしないのは費用対効果が悪い、なぜならば家事育児の割合を本の少し増やすだけで妻の感じる金銭的価値は仕事で年収を増やすよりはるかに高いからである
  6. また、人生において最後の砦となるのは家族である
  7. したがって良好な家族関係…妻も夫も互いに愛情を高く持つこと…を将来にわたって維持するためには、赤ちゃんが産まれたときの夫の行動が重要である

というものと理解しました。

産後クライシスと呼ばれるものを完全に回避するのはおそらく無理だと思いますが、それなりにダメージを和らげることは出来ると思いましたので、もしこれから子供が産まれる…な方は呼んでみる価値はあるかなと思いました。

※世界の人口はどんどん増え続けているのに、今の日本で家族を持つということはなんとハードルが高いのだろう…と思います。

2013/01/13追記

育児中の妻に殺意を抱かれないために、夫が気をつけるべきこと。 – ほう太パパの七転び八起きを読みまして、『産後クライシス』 を読んだ後でそえハードルが高い…と思いました…
マイナスを以下に小さいマイナスに持っていくか…しかできなくて、プラスには持っていくことができないんじゃないかと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。