なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学

なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学を読みました。


いっとき私の中でなめこ栽培キットが流行って毎日やっていました。なめこはかわいいですねえ。流行った(流行っている)のも分かります。

そのなめこのキャラクターを使って、日本の文学のあらすじを紹介しようというのがなめこ文學全集 なめこでわかる名作文学です。

その雰囲気と、1巻の第一話の蜘蛛の糸を読んで、これは面白そうだと思って買ってみました。

話を読んだことがあるもの…私で言えば蜘蛛の糸や注文の多い料理店…は、「ああ、そういやそんな話だったよね」と楽しめるのですが、知らない話は、多分、話をはしょりすぎていて…いや、尺の関係でしょうがないと思うのですが、そんなに楽しめない…というか、意味が分からずに終わると思います。

自分は、子供の頃に、すごいいやいや夏目漱石の坊ちゃんを読まされたのですが、なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学の坊ちゃんを読んで衝撃を受けました。

坊ちゃんの主人公は学生だと思っていたのですが、なんと、新人教師のお話だったのです…

いや、もう、なんというか…嫌々読んでいたから、内容が全然頭に入っていなかったんですね。ただ、単に字を追っていただけだったんでしょう…

子供に嫌々何かをやらせるというのはよくないな…と、とても思いました。
いやあ…本当に衝撃だったなあ…

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