サファリに持っていく双眼鏡について

概要

私は以下の機種を買って、ケニアのサファリに行きました。

持っていってよかった…、無茶苦茶よく見えました…です。
後述しますが、まずお金をかけるべきなのはカメラかなと思います。
私のように最近のカメラを持っておらず「光学3倍ズームしかできない」という場合は迷わずカメラを買いましょう。
今、持っているカメラで後悔しない、十分だ、と思う場合は、オプションとして双眼鏡を持っていくと、楽しいサファリが出来ると思います。

2013年8月時点で秋葉原のヨドバシカメラの双眼鏡売り場にいらっしゃった常駐の方ではなくて双眼鏡専門の方…なのでしょうか…「自分、今日までしかいないんですけどね」とおっしゃっていた方のお勧めがビクセン アペックスプロ HR8×32SPと、確かビクセン ニューアペックスHR8×24でした。

何も制約がないのであれば前者、ただ前者は重いし、かさばるので、サファリに持っていく時点候補として後者ということでした。

ビクセン アペックスプロ HR8×32SPと同じ車だった方の持っていらした双眼鏡の見え方としか比べられないのですが、3万円の双眼鏡すげぇ、すげぇ遠くにいるフラミンゴのさらに後ろにいるペリカンが見える!と、ケニアの人でも見えない距離のものが見られたり、望遠レンズを装備したカメラでは追うのがつらい(追えなかったと言っていました)チーターの狩りを追うことができました。

双眼鏡か、カメラか

高速に動く動物を、カメラで追えるのであれば、カメラのみで十分かもしれないです。
望遠レンズを装備したカメラを持ってきていた女性はチーターの狩りは追えていませんでした。
双眼鏡であれば追えます。双眼鏡を初めてまともに使った素人の私でも追えました。

多分、多くの人は動物を見たらすごい勢いで写真を撮ると思うんですね。実際、同じサファリカーに乗っていた方々はすごい勢いで写真を撮っていました。(私はカメラがしょぼいので撮りませんでしたが、実際、良いカメラを持っていたらすごい勢いで写真を撮っていたと思います。)

サファリはカメラが主で双眼鏡は従なので、まずはカメラにお金をかけてみるのが多くの人にとって費用対効果が高いですが、十分だと思っているカメラを持っていて3万円だせるなら持って行くと幸せになれます。
ホントに動物の細部から遠くの方にいる肉眼では見えない動物までよく見えます。
あとカメラ持ってると撮るのに夢中になっちゃいますが双眼鏡だとそんなことないです。カメラを介して動物を見ていると気がつかないですが、双眼鏡を通して覗いていると「ああ、こっちにも動物がいるなー」とか気がつけます。
カメラをずっと向けていないと決定的瞬間が取れないので、カメラを覗き続けるか、双眼鏡も使うかは悩ましいところですが…

双眼鏡のスペックについて

倍率

8倍で十分です。 滅茶苦茶遠くまで見渡せます。倍率が大きい方がもっと遠いものがよく大きく見えるのだと思いますが、その分視野が狭くなるので、8倍の方が見やすいかと思います。

対物レンズ有効径

大きいと視界が広くなりますが、その分重くなります。
私は重くても視界が広い方がいいな…サファリは車に乗って移動するので自分でもって移動するわけではないし…と思って、店員さんに勧められた2つの双眼鏡のうち大きい方にしました。
眼鏡をかけている方が(私も眼鏡をかけています)双眼鏡を使う場合、慣れていないと目の位置と双眼鏡ののぞき込む穴をあわせるのが難しいので時間がかかります。
有効径が大きいものの方がのぞき込む方の径も大きいので、眼鏡をかけている方は大きい方がいいかなと思います。まあ、慣れれば大丈夫だと思いますが。

透明度?

双眼鏡は…多分カメラのレンズもそうなんじゃないか…という気がしているのですが、スペック表では分からない「透明度」と呼ぶのがいいようなスペックが重要です。
倍率と対物レンズ径を固定して価格.comを検索したりお店でサンプルをいろいろいじってみても「はて、この価格差はどうしてでてくるのだろう?」と全然分かりません。
高い双眼鏡は何が違うか?というと 「視力が良い人が見た風景をそのまま投影する」ことができるみたいです。
目が悪い方に向けて説明すると、倍率は同じ8倍だとして、安い双眼鏡は8倍で拡大すると視力が0.1程度しか見えないようにぼやっとしてしまいますが、高い双眼鏡は視力が2.0の人のように見える、というところです。
透明度はお店で試しに双眼鏡を覗いてみてもよくわからなくて、実際に屋外だったり、暗い所で見てみないと、その差は分からないです。

目安としては、1万円までの双眼鏡はどれも同じようなものなので、どれでもいいんじゃないですかレベル、2万円までのものもメーカーごとに差異がないので、どれでもいいレベル、3万円出せると一生ものですよ、というレベル、これを超えると趣味の世界で買う人のレベルだそうです。

ビクセン アペックスプロ HR8×32SPを使った感想

いやあ双眼鏡ってよく見えるなあと思って使っていたらいたら、この双眼鏡だとケニアの人よりよく見えてました(ケニアの方々は滅茶苦茶目がいいです)。また視界がすごく澄んでいます。いつも見ている風景よりも澄んでいるんじゃないかと思うくらいです。

三万円も出して双眼鏡を買うべきなのか?はお店の中では分からなくて、野外にでて、同じ倍率の安い双眼鏡と見比べるとはっきり分かるのですが、お店の中では分からないので、本当に双眼鏡に三万も出す必要があるのか?一万円でよいのてはないか?とお店で一時間くらい迷った挙句に買わないで、後日、買ったのですが正解でした。すげえよく見えます。望遠カメラの人よりも、ぐあーっと双眼鏡を動かしていろんな動物が見えます。

イメージ

高い双眼鏡

安い双眼鏡

黄熱病の予防接種の予約はお早めに

アフリカ、南アメリカに渡航する場合、入国に黄熱病の予防接種が必須、または予防接種をしておいた方がいい場合があります。

黄熱病の予防接種が出来る場所は限られていて、かつ予約が必要です。
また黄熱病のワクチンは接種から10日以降に有効となるので渡航する10日前までには接種が終わっている必要があります。
予防接種が出来る機関はこちらになります。

予防接種は混んでいるのか他の事情があるのか分からないのですが、予約のために電話した際に「最速で接種を受けられるのはいつですか?」と聞くと、一ヶ月後だったりします。

渡航する10日前までには接種が終わっていないといけないので、少なくとも一ヶ月半前には予約の電話をいれないと予防接種が受けられないかもしれないです。

黄熱病の予防接種が必要だ!と思ったら、速やかに予約をいれるか、または電話で「最速で接種出来る日程を教えてください」と尋ねてみた方がいいかなと思います。

※ちなみに私は結構ギリギリで焦りました…

スペイン サグラダ・ファミリア

スペインに行ってきました。
言語に自信がないのと効率的に観光地を回るために添乗員さんのいらっしゃるツアーでいっています。
スペインは経済がやばくて若年層(16~24歳)の失業率は50%超えとのことです。

そんなスペインですが、世界遺産がイタリアやギリシャと同様に世界遺産が多くあります。
まあ、昔の人はよく使ったもんだと思うものがいっぱいです。
作るのに100年とか長い年月をかけて作られたものや、アメリカ大陸から略奪した金銀を使って作ったものとか、いろいろです。

スペインというと多くのみなさんが思い浮かべるのはサッカー、あとなんだっけ?な感じかと思います。
多分、みなさんが、あー知ってる、というのはガウディ原作?のサグラダファミリアかなと思います。

テレビでは何度も見ているのですが、実物を見ると、

  • でかい
  • 確かに今でも作ってる
  • 生誕のファザードの彫刻がすごく細かい

という感想です。

ガウディが生きているときに作ったのは、地下の大聖堂と生誕のファザードという東側(太陽が昇る方向なのでイエスの生まれたときの様子からが彫刻としてあります。)だけです。世界遺産になっているのは、ガウディが作った部分だけです。
平泉を世界遺産に登録するときも、確かに全体を登録するのは難しかったので、範囲をせばめて登録したと記憶しています。

彫刻には必ずモデルとなった人や植物やらがいまして、人の場合は、どうやったのか知らないのですが、その人から石膏で型を取ったそうです、
また型をそのまま掘るのではなくて、上の方にある彫刻は下から眺めたときに下の彫刻と同じように見えるために、ちゃんと計算して大きく掘っているそうです。

近くで見てもすごいし、遠くから見てもすごいし、まあ…よく掘ったもんだと思います。
ちなみに、サグラダファミリア、あと100年くらい完成しないと思っていたのですが、ガウディの生誕100年にあわせて、あと2026年に完成させるそうです。

あれ?なんでそんなに早く完成するの?というところですが、入場料収入で工事が加速しているそうです。そうなんだ…

中は、外側が完成していないからかだいぶあっさりしている印象です。

まだステンドグラスが入っていない窓が多く明るい雰囲気です。
最終的にはステンドグラスが入って、森のような雰囲気になるそうです。
当時としては画期的な建築手法がとられているそうで、何が画期的かというと、建物が石で出来ているので、重い屋根を柱が支えないといけないのですが、柱だけでは支えきれないので、バットレスで支えるというのが当時の手法でした。
バットレスで支える…という問題を克服するために、ガウディは柱上の方で分岐させて…写真だとちゃんと分岐しているのが分かりづらいのですが、うまく分岐させて、天井の過重を柱でうけて地面に直接伝える手法を編み出したようです。

この柱のアーチをフニクラアーチと呼んでいるのですが、フニクラアーチでぐぐってもネット上にはしっくりくる説明がない気がいたします。
以下のURLの文書がいいかなと思います。

と、ここまで書いて、フニクラアーチは別名で、カテナリーアーチの方が正式のようでした…
以下のURLの文書がいいかなと思います。

当たり前ですが建築が大好きな方は、見るとすごい感動するんじゃないかなと思います。
これが今でも建設が続いていることもすごいですし、日本の方がすごい長く関わっていらっしゃるのもすごいなあ、思います。
世界遺産級の何かを作るというのは、現代においては不可能だと思っているので、サグラダ・ファミリアは人間が作っている最後の世界遺産なんじゃないかなあと思います。

アベちゃんとネドさんとのトルコ旅行記2

だいぶ間が空いてしまいましたが…

トルコでの現地のガイドは通称ネドさんでした。
最初のネドさんの説明は以下の通りでした。

  • 靴を脱いで入るところが多いです。
  • トルコでミネラルウォーターはガスが入っていないものです。
  • 何かあったらその日その場で言ってほしいです。
  • 気球は乗っとけ、ガイドの説明は忘れるけど、気球で見た景色は忘れない
  • 日曜日は混んでる、スリに気をつけて
  • ホテルのレストラン等で紅茶を飲む場合、注いでくれるのは普通の濃さの紅茶だけど、自分でポット?から注ぐ紅茶は濃いから、隣のポットのお湯でわって飲んで

何かあったらその日その場で言って…というのは、ああ、日本人向けなんだろうなあと思いました。

こちらはブルーモスクです。
モスクはイスラム教の寺院。
教会はキリスト教の寺院。
ステンドグラスが青基調なのでブルーモスクという名前がついています。本名はスルタンアフメト・モスクです。

全然関係ないですけど、トルコの人は紅茶がを1日10杯は飲むそうです。確かに道ばたでよく飲んでました。

さて、ブルーモスクは6本の尖塔(ミナレット)が特徴です。メッカにしか6本の尖塔を持つモスクはなくて、このモスクを作った時に、なんで6本作ったんだと怒られたそうです。
偉いモスクと同じ作りにしたら怒られそうです。
ちなみにネドさんは、この尖塔に登ったことがあるそうですが、鳩の糞ですごいそうです…
尖塔はその昔、スピーカーがなかった時代はお祈りの声がよく届くように、登って声をだしたそうですが、今は尖塔にスピーカーがついてまして、尖塔に登ることはないそうです。

そういえば、エジプトにいったときは、お祈りがけたたましかった(けたたましいという表現をしたいくらいけたたましかった)のですが、トルコはそうでもなかったような気がします。気がするだけかな…

モスクの2階は王様用のタイルの色が緑色で素晴らしいとか。

トルコの花はチューリップです。チューリップというとオランダなイメージですが、オランダのチューリップはトルコからもっていったものだそうです、とネドさんが言っていました。
モスクの床に敷いてあるのはトルコ絨毯…、ええと、その昔エジプトにいった時のツアーで一緒だった方が、トルコに行ったときに、トルコ絨毯がいかに素晴らしいかを語られたと言っていましたが、私もその数日後にトルコ絨毯のすばらしさを講釈され、ああ、そうかもしれないと思いました。

さて、トルコ絨毯、柄はチューリップ、 です。
面白いのは、よく写真を見ると、赤色が濃いところがあります。
イスラム教徒はモスクで跪いてお祈りします。この時、前の人との間隔がちゃんとあいてないとお祈りできないです。
赤色が濃いところにたつとちょうどいい感じに前の人とぶつからないようになるそうです。
ああ、よくできてるなあと。

写真とってないのですが、トルコいったら、そこらへんで売ってるごまのパン…シミットというそうですが、あれ、おいしいです、食べましょう。買ってみんなで食べましたがうまかったです。

アベちゃんとネドさんとのトルコ旅行記1

トルコに10日間ツアーでいってきました。
トルコのツアーは8日間と10日間のものが大半です。
いろいろな方の感想を見てみると、10日間でないと忙しそうでしたので、10日間の方を選択しました。
そのせいで会社に戻ったらメールがうんざりするほどたまっていたのですが…

ブルーモスク外観
ブルーモスク外観

上の画像はイスタンブールにあるブルーモスクです。
トルコはの方々はほとんどイスラム教ですのでモスクがたくさんたっています。
そういえばイスラム教がメインの国に来たのはエジプト以来でした。
イスラム教は1日5回お祈りします。
お祈りの時間にはモスクの尖塔につけられたスピーカーから、多分…お祈りの言葉が聞こえてきます。
私が聞くと歌に聞こえるのですが…多分、お祈りだと思います。

トルコというと、世界三大料理のトルコ料理と、石灰棚のパムッカレと奇岩のカッパドギアが思いつくところかなと思います。

上の画像はパムッカレの石灰棚です。
きれいですよね。
でも水…というか温泉水が流れているのはこの部分だけなのです。
(正確には、今日、温泉水が流れているのはこの部分だけなのです、になります。)

上の画像はカッパドギアで気球に乗ったときの写真です。
多くの方が書いていますし、ガイドさんもいっていましたし、ツアーに同行した方のお友達が熱弁していたそうですが、カッパドギアに行ったら気球に乗って上から見た方が楽しいと思います。
空から日本を見てみようという番組…楽しかったですが、空から見てみるとやっぱり楽しいもんだと思います。高いことは間違いないのですが…

撮ってきた写真をみたら、ボケている写真ばかりなのですが、ガイドさんの説明を十分メモしてきましたので、おりを見て書いていきたいと思います。

海外旅行に行く場合、地球の歩き方が鉄板だと思っていたのですが

行き先がトルコでスルーガイドさんがついている場合では

の方がいいと思います。
arucoの方がいいと思う理由は

  • いつもの地球の歩き方はいろんなところが載っているがゆえにツアーで回る有名どころの情報が少ないがarucoはツアーでいくところのみに特化しているので情報が多い

からです。
私はトルコに行ってからハマムというものを知ったのですが(遅い…)ハマムとはなんぞやとか、あとはエフェスの遺跡の情報…その…エフェスの遺跡への行き方とかじゃなくてエフェスの遺跡そのものについて…等はarucoの方が詳しかったりしました。

自分はデフォルトで地球の歩き方があればいいと思っていたのですが、考えを改めなければいけないと思いました。