エル・グレコ展

エル・グレコ展に行ってきました。

上野公園には美術館が3つあります。
東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館です。
特に「これが見たい!」という強い何かがないのであれば、上野公園に行って、美術館に行こうと思ったら、東京都美術館がお勧めです。
理由は、うまく書けないのですが、東京都美術館の展示が一番分かりやすい…絵画はその絵画の描かれた時代背景や描かれているものの意味(例えばワインはキリストの赤い血の象徴)を知らないといまいち楽しめないと思っているのですが、そういう背景をよく知らなくても、展示の順番がうまかったり、展示の説明がうまかったりするのが東京都美術館だと思っています。

もしお金に余裕があれば、音声ガイドを借りるのがいいかなと思います。500円です。
国立西洋美術館の音声ガイドは絵画の横にある解説を読み上げる程度のもの…なのでいらないと思いますが、東京都美術館の音声ガイドは案外いろいろしゃべってくれます。

エル・グレコ展ですが、スペインに行ったことがある方にはとてもお勧めです。
スペインに行ったら…多分、プラド美術館と古都トレドに行っているかなあと思いますが、この2つに縁のあるエル・グレコなので楽しめるかと思います。

宗教画っていまいちよく分からない…という方にも案外お勧めかなと思いました。宗教画でも有名なテーマを扱った絵がたくさん展示しているのと、エル・グレコの絵は好みがあるかもしれないのですが公式HPを見て頂いて「まあいけるかな」と思ったら宗教画にしては「なんかキリストが光ってる」とか「地獄って怖い」とか「天使ケルビムが顔と羽だけできもい」とか楽しめるんではないかと思います。

多分、世界中に散っているエル・グレコの絵が、こんなにいっぱい見られることはない気がしますので、ぜひぜひ興味がある方はご覧くださいだと思います。

 

 

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